• 日々のみ言葉 2017年11月2日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年11月2日(木)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書13章34節~35節】
    13:34「ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者、私は、めんどりがひなを翼の下にかばうように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
    13:35 見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。私はあなたがたに言います。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたの言うときが来るまでは、あなたがたは決して私を見ることができません。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日の同じ箇所からの学びとなります。

    「私は、めんどりがひなを翼の下にかばうように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。」

     ここでイエス様は、「私」と言われていますが、実はこの言葉は、父なる神様がイスラエルに対して、今まで行なって来たことを比喩しているのです。つまりご自身こそ、父なる神様と一つであり、神様であることを宣言しておられるのです。
     そして「集めようとした」とは、エルサレムに住んでいる多くのユダヤ人たち、政治的、宗教的指導者たち、パリサイ人や律法学者たち、その彼らの中から、御国に入る者を集めようとしたけれども、彼らはそれを拒んだ、と言うことなのです。

    「見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。」
     これは、ご自身の十字架から約40年後にやって来る、すなわち紀元70年のエルサレム陥落を預言しています。裁きまでは、哀れみによってまだ猶予が残されています。

    「私はあなたがたに言います。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたの言うときが来るまでは、あなたがたは決して私を見ることができません。」

     そして、ここで言われたことこそ、まだ成就していない、これから起こる出来事の預言です。

     それでは、この預言が何時成就するのでしょうか。それは、終わりの日なのです。
     しかも世界支配者である反キリストによって、エルサレムが、世界中の軍隊に囲まれ、まさしく滅びようとする時なのです。この時には、世界中の99%の人々は、すでに死滅しています。

     その時、エルサレムにいるすべてのユダヤ人たちが、天に向かって叫ぶのです。この時、生き残っているすべてのユダヤ人は、一人残さず全員が救われており、主イエス様に向かって、
    『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』
    『主イエスよ。来て下さい。』と声を合わせて叫ぶのです。

     すると、
    『見よ、彼が、雲に乗って来られる。すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見る。地上の諸族はみな、彼のゆえに嘆く。しかり。アーメン。(ヨハネの黙示録1:7)』
    と書かれてあるように、天に大きなしるしが現われ、主イエス様の再臨が起きるのです。主は、ご自身が昇天された時と全く同じ位置に、舞い降りられるのです。ハレルヤ!》

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