• 日々のみ言葉 2017年11月9日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2017年11月9日(木)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書14章12節~14節】
    14:12 また、イエスは、自分を招いてくれた人にも、こう話された。「昼食や夕食のふるまいをするなら、友人、兄弟、親族、近所の金持ちなどを呼んではいけません。でないと、今度は彼らがあなたを招いて、お返しすることになるからです。
    14:13 祝宴を催すばあいには、むしろ、貧しい人、不具の人、足なえ、盲人たちを招きなさい。
    14:14 その人たちはお返しができないので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からの学びとなります。

     イエス様は、ご自分を招いてくれたパリサイ派のある指導者の方を向いて話されました。

    「昼食や夕食のふるまいをするなら、友人、兄弟、親族、近所の金持ちなどを呼んではいけません。でないと、今度は彼らがあなたを招いて、お返しすることになるからです。
     祝宴を催す場合には、むしろ、貧しい人、不具の人、足なえ、盲人たちを招きなさい。その人たちはお返しができないので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。」

     ここでイエス様は、食卓に招かれたお礼として、彼に救われる道を教えています。ただ不思議なことがあります。イエス様は、彼が「義人の復活」の時にお返しを受ける、と言われていることです。

     これはどう言うことなのでしょうか。

     イエス様は、弟子たちにこのように教えられました。

    『「私が道であり、真理であり、いのちなのです。私を通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。(ヨハネの福音書14:6)』

     つまりイエス様を信じなければ、誰も天の御国に行くことは出来ないのです。「父のみもと」とは、天の御国を指しているからです。

     またパウロはこのように言っています。

    『それは、次のように書いてあるとおりです。「義人はいない。ひとりもいない。」(ローマ人への手紙3:10)』

     悔い改めて、イエス様を救い主として信じ受け入れなければ、義人とはされないのです。
     とするならば、このあるパリサイ派の指導者は、すでに救われていた可能性があると言うことです。

     もしかしたら、「水腫を患った人」が、その場所に置かれていたことも、またイエス様が食卓に着く前に、たくさんのパリサイ人や律法学者たちがいたことも、すでに救われている指導者には、どうすることも出来ず、罠が仕組まれたとも考えられるのです。

     なぜなら、彼は、自分の立場を明確にしていないからです。隠れた弟子なのです。ニコデモやアリマタヤのヨセフのように。

     しかしイエス様は、彼がすでにご自身を信じておられることを知っています。それだからこそ、「救いの完成」の道を彼に示したのです。》

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