◇◆◇日々のみ言葉
2017年11月19日(日)
◎聖書箇所 【ルカの福音書14章34節~35節】
14:34「ですから、塩は良いものですが、もしその塩が塩けをなくしたら、何によってそれに味をつけるのでしょうか。
14:35 土地にも肥やしにも役立たず、外に投げ捨てられてしまいます。聞く耳のある人は聞きなさい。」
◎ショートメッセージ
《ルカの福音書14章の学びも、今日が最後となります。昨日と同じ箇所から考えて見たいと思います。
イエス様は、物見遊山的に、ご自身について来た群衆に向かって、弟子となる条件を言われました。そして、弟子となり続けることの大切さも教えられたのです。
「聞く耳のある人は聞きなさい。」
この言葉を、イエス様は何度も何度も語られました。
預言者イザヤは、こう叫んでいます。
『「行って、この民に言え。『聞き続けよ。だが悟るな。見続けよ。だが知るな。』
この民の心を肥え鈍らせ、その耳を遠くし、その目を堅く閉ざせ。自分の目で見、自分の耳で聞き、自分の心で悟り、立ち返って、いやされることのないために。」(イザヤ書6:9 ~ 6:10 )』
多くのユダヤ人は、イエス様の教えを耳にしました。じかに聞きました。しかしイザヤ書の預言に書かれた通り、彼らはその語られたみ言葉を心に留めなかったのです。
また彼らは、イエス様のなされた多くの奇蹟を目の当たりに見ましたし、またある者は「五千人の給食」の奇蹟のように、自らその御わざを体験したのです。
それにも関わらず、彼らは、主イエス様を信じ受け入れることが出来なかったのです。
父なる神様がイザヤに語られた預言は、反意的になされたものです。神様の御心は、
「聞きなさい。悟りなさい。見なさい。知りなさい。私が遣わしたイエスこそ、神の御子であり救い主であることを。そして永遠のいのちを得なさい。」と言うことなのです。
イエス様は、多くの耳の聞こえない人、そして目の見えない人をいやされました。それは、ご自身のみ言葉を聞く為に、またご自身の成された御わざを見る為に。
「聞く耳のある人は聞きなさい。」
この言葉は、今現在、生きているすべての人々に向けて、主は語られています。
私たちは、じかにイエス様の声を聞くことは出来ませんが、語られたみ言葉と教えは、四つの福音書に書かれています。主は、聖書を用いて語られるのです。
多くの人々は、聞こうとはしません。しかし私たちクリスチャンは語り続けるべきです。なぜなら主は、聞くべき人を、聞こうとする人を、まだ残されているからです。》