◇◆◇日々のみ言葉
2017年12月17日(日)
◎聖書箇所 【ルカの福音書16章16節~17節】
16:16「律法と預言者はヨハネまでです。それ以来、神の国の福音は宣べ伝えられ、だれもかれも、無理にでも、これにはいろうとしています。
16:17 しかし律法の一画が落ちるよりも、天地の滅びるほうがやさしいのです。」
◎ショートメッセージ
《イエス様はパリサイ人たちにこう言われたのです。
「律法と預言者はヨハネまでです。」
これは、バプテスマのヨハネで旧約時代は終わり、新約時代に入ったことを宣言されたわけです。
それでは具体的に、何時から新約時代は始まったのでしょうか。
マルコの福音書によりますと、
『神の子イエス・キリストの福音のはじめ。
預言者イザヤの書にこう書いてある。
「見よ。私は使いをあなたの前に遣わし、あなたの道を整えさせよう。荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意し、主の通られる道をまっすぐにせよ。』」
そのとおりに、バプテスマのヨハネが荒野に現われて、罪が赦されるための悔い改めのバプテスマを説いた。
そこでユダヤ全国の人々とエルサレムの全住民が彼のところへ行き、自分の罪を告白して、ヨルダン川で彼からバプテスマを受けていた。
ヨハネは、ラクダの毛で織った物を着て、腰に皮の帯を締め、いなごと野蜜を食べていた。彼は宣べ伝えて言った。
「私よりもさらに力のある方が、あとからおいでになります。私には、かがんでその方のくつのひもを解く値うちもありません。私はあなたがたに水でバプテスマを授けましたが、その方は、あなたがたに聖霊のバプテスマをお授けになります。」
そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来られ、ヨルダン川で、ヨハネからバプテスマをお受けになった。そして、水の中から上がられると、すぐそのとき、天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった。そして天から声がした。
「あなたは、私の愛する子、私はあなたを喜ぶ。」
そしてすぐ、御霊はイエスを荒野に追いやられた。イエスは四十日間荒野にいて、サタンの誘惑を受けられた。野の獣とともにおられたが、御使いたちがイエスに仕えていた。ヨハネが捕えられて後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べて言われた。
(マルコの福音書1:1~1:14)』と書かれている通りです。ここが始まりです。
また、「律法の一画が落ちる」とは、旧約聖書が廃棄されると言う意味であり、「それよりも天地が滅びる方が易しい」と言うことは、神様のみ言葉である「聖書」は、決して滅びないことを、言われています。
今は「新約時代」です。新約聖書が与えられています。それだからと言って、旧約聖書がもはや必要なくなるのではなく、旧約と新約揃ってこそが、聖書であり、神様のみ言葉です。
それゆえ、クリスチャンはどちらも熟読すべきです。ただし旧約聖書は、主イエス様の光に照らして読む必要があります。
主イエス様の光とは、十字架と復活の御わざです。そのことを常に念頭において、読む必要があるのです。》