• 日々のみ言葉 2018年2月27日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年2月27日(火)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書19章16節~19節】
    19:16 さて、最初の者が現われて言った。『ご主人さま。あなたの一ミナで、十ミナをもうけました。』
    19:17 主人は彼に言った。『よくやった。良いしもべだ。あなたはほんの小さな事にも忠実だったから、十の町を支配する者になりなさい。』
    19:18 二番目の者が来て言った。『ご主人さま。あなたの一ミナで、五ミナをもうけました。』
    19:19 主人はこの者にも言った。『あなたも五つの町を治めなさい。』

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、イエス様が話された「ミナのたとえ」について考えて見ましょう。

    「さて、彼が王位を受けて帰って来たとき、金を与えておいたしもべたちがどんな商売をしたかを知ろうと思い、彼らを呼び出すように言いつけた。」

     主人は、王位を授かる為に、遠い国へ旅立つ前に、一ミナずつ預けたしもべ十人を呼び出します。まず最初の者と二番目の者が主人の前に出て来ます。

     実は不思議なことに、イエス様のたとえでは、三人だけが呼び出されており、残りの七人のしもべたちのことには、何も触れてはいないのです。

     この辺りが少し疑問に感じる所ですが、もしかしたらその七人のしもべは、一ミナで一ミナ儲けただけかも知れません。それでも主人からいただいたお金で、ビジネスをしたのですから、合格と言うことでしょうか。
     その場合には、主人から「一つの町を治めなさい」と、言われたことと思います。

    「十ミナ」儲けた者は、
    『よくやった。良いしもべだ。あなたはほんの小さな事にも忠実だったから、十の町を支配する者になりなさい。』と言われ、
    「五ミナ」儲けた者は、
    『あなたも五つの町を治めなさい。』と言われました。

     ここから、十ミナ儲けた者だけが、『よくやった。良いしもべだ。』と褒められた感がじがしないでもないのですが、本当は、「五ミナ」でも「一ミナ」でも儲けた者は、一人残らず、『よくやった。良いしもべだ。あなたはほんの小さな事にも忠実だった。』と褒められたと、私は思うのです。

     これは何を意味しているのでしょうか。
     それは、私たちには報いがあることを、イエス様は教えておられるのです。

     主イエス様の十字架を心で信じ、自らの口で「イエス様は主である」と告白した者は、救われ、永遠のいのちが与えられ、天の住まいに行くことが出来ます。これは永遠に変わることのない真理です。

     それでは、イエス様が言われた報いとは何でしょうか。
     主が戻って来られた時、つまり再臨なされた時の話なのです。その時、主イエス様は、まさしく王の王、主の主として、この地上を治められます。

     それが『千年王国』なのです。

     この千年王国の時に、忠実なしもべであるクリスチャンは、ある者は、「十の町」を、ある者は、「五つの町」をイエス様から与えられ、任されることになるのです。

     それだからこそ、イエス様から与えられ、任された一ミナを用いて、福音の為に、人々の為に使うことは、大きな意味があると言えるのです。》

Comments are closed.