• 日々のみ言葉 2018年2月28日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年2月28日(水)

    ◎聖書箇所 【ルカの福音書19章20節~23節】
    19:20 もうひとりが来て言った。『ご主人さま。さあ、ここにあなたの一ミナがございます。私はふろしきに包んでしまっておきました。
    19:21 あなたは計算の細かい、きびしい方ですから、恐ろしゅうございました。あなたはお預けにならなかったものをも取り立て、お蒔きにならなかったものをも刈り取る方ですから。』
    19:22 主人はそのしもべに言った。『悪いしもべだ。私はあなたのことばによって、あなたをさばこう。あなたは、私が預けなかったものを取り立て、蒔かなかったものを刈り取るきびしい人間だと知っていた、というのか。
    19:23 だったら、なぜ私の金を銀行に預けておかなかったのか。そうすれば私は帰って来たときに、それを利息と一緒に受け取れたはずだ。』

    ◎ショートメッセージ
    《イエス様は、このように話されました。
    「ある身分の高い人が、遠い国に行った。王位を受けて帰るためであった。彼は自分の十人のしもべを呼んで、十ミナを与え、彼らに言った。『私が帰るまで、これで商売しなさい。』
     さて、彼が王位を受けて帰って来たとき、金を与えておいたしもべたちがどんな商売をしたかを知ろうと思い、彼らを呼び出すように言いつけた。」

     主人は、十人のしもべたちに、それぞれ一ミナを与えました。そして命令は、自分が戻って来るまで、そのお金を元手にして商売しなさい、と言うことでした。一ミナとは、ギリシャ通貨で、ローマ通貨の百デナリに値します。
     当時の労働者一日分の給金が一デナリでしたから、百日分の給金となります。もし現在に置き換えますと、一日一万円とすると、百万円でしょうか。とにかくそのお金を元手にして儲けなさい、と言うことです。

     先に登場した二人は、それぞれ十ミナ、五ミナを儲けましたが、三人目に登場したこのしもべは、その一ミナをふろしきに包み隠していて、それをそのまま主人に返したと言うのです。

     このしもべの行為には、二つの意図が隠されています。
     一つは、主人の命令には従わないと言う、不従順な思いがあると言うことです。このことは、彼の主人に対する弁明で明白です。

     もう一つは、主人が帰って来ることを信じてはいなかったと言う、不信仰の思いがあると言うことです。

     私たちクリスチャンは、日々選択に迫られているのです。すなわち自分の思いを優先するのか、また神様の思いに、聖書のみ言葉に従うかどうか。

     そして主イエス様が、本当に再臨されるだろうか、戻って来られるのかどうか、と言う疑いが起こってきたりするのです。

     確かに、終末の時代と言われながらも、数年がアッと言う間に過ぎ去って行きます。日本には未だに、主の訪れはなく、大リバイバルは起こってはいません。
     しかし、このしもべと同じように怠け者ではなく、主イエス様に期待し、信頼し、前進しようではありませんか。

     必ず、主イエス様は戻って来られます。その前に、必ず日本はクリスチャン国家になります。それは、あなたと私の態度と祈りに、かかっているのです。》

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