◇◆◇日々のみ言葉
2018年3月25日(日)
◎聖書箇所【ルカの福音書20章26節】
20:26彼らは、民衆の前でイエスの言葉じりをつかむことができず、お答えに驚嘆して黙ってしまった。
◎ショートメッセージ
《この記事は、マタイの福音書とマルコの福音書にも掲載されています。と言うことは非常に大切な教えであることが分かります。
マタイの福音書には、
『そのころ、パリサイ人たちは出て来て、どのようにイエスを言葉のわなにかけようかと相談した。彼らはその弟子たちを、ヘロデ党の者たちと一緒にイエスのもとにやって、こう言わせた。
「先生。私たちは、あなたが真実な方で、真理に基づいて神の道を教え、だれをもはばからない方だと存じています。あなたは、人の顔色を見られないからです。それで、どう思われるのか言ってください。税金をカイザルに納めることは、律法にかなっていることでしょうか。かなっていないことでしょうか。」
イエスは彼らの悪意を知って言われた。
「偽善者たち。なぜ、私をためすのか。納め金にするお金を私に見せなさい。」 そこで彼らは、デナリを一枚イエスのもとに持って来た。そこで彼らに言われた。
「これは、だれの肖像ですか。だれの銘ですか。」
彼らは、「カイザルのです。」と言った。そこで、イエスは言われた。
「それなら、カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」彼らは、これを聞いて驚嘆し、イエスを残して立ち去った。(マタイの福音書22:15~22:22)』
マルコの福音書には、
『さて、彼らは、イエスに何か言わせて、わなに陥れようとして、パリサイ人とヘロデ党の者数人をイエスのところへ送った。彼らはイエスのところに来て、言った。
「先生。私たちは、あなたが真実な方で、だれをもはばからない方だと存じています。あなたは人の顔色を見ず、真理に基づいて神の道を教えておられるからです。ところで、カイザルに税金を納めることは律法にかなっていることでしょうか、かなっていないことでしょうか。納めるべきでしょうか、納めるべきでないのでしょうか。」
イエスは彼らの擬装を見抜いて言われた。
「なぜ、私をためすのか。デナリ銀貨を持って来て見せなさい。」
彼らは持って来た。そこでイエスは彼らに言われた。
「これはだれの肖像ですか。だれの銘ですか。」彼らは、
「カイザルのです。」と言った。
するとイエスは言われた。
「カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」
彼らはイエスに驚嘆した。(マルコの福音書12:13~12:17)』
マタイとマルコには、イエス様が「なぜ私を試すのか」と言われたことが書かれています。
税金を納めるべきか否か、その答えは、「カイザルのものはカイザルに返しなさい。」と言う答えから、彼らが判断出来るようにされました。よって答えは「イエス」なのです。
そしてその後に、「神のものは神に返しなさい」と言われました。これはどのようなことかと言いますと、具体的には十分の一を指しています。またすべて与えられたものは神様のものであって、私たちクリスチャンは、それを用いることが委ねられていると言うことです。》