• 日々のみ言葉 2018年3月26日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年3月26日(月)

    ◎聖書箇所【ルカの福音書20章27節~28節】
    20:27ところが、復活があることを否定するサドカイ人のある者たちが、イエスのところに来て、質問して、
    20:28こう言った。「先生。モーセは私たちのためにこう書いています。『もし、ある人の兄が妻をめとって死に、しかも子がなかったばあいは、その弟はその女を妻にして、兄のための子をもうけなければならない。』

    ◎ショートメッセージ
    《ここで今度はサドカイ人(びと)が登場して来ます。
     サドカイ人とは、サドカイと言う国の民ではありません。尾山令仁先生は、「サドカイ派に属している人」と訳しています。こちらの方が正しいと言えます。
     例えばエジプト人をエジプトびととは言いません。エジプト人とは、エジプトの国の民を指します。この辺りが新改訳聖書の大きな誤りだと言えます。

     さてサドカイ人、すなわちサドカイ派に属している人々は、大部分が祭詞階級や上層階級出身で、当時の反超自然主義者、あるいは合理主義者であって、彼らは肉体の復活、未来の審判や報い、天使の実在などを認めませんでした。

     天使は実在します。また悪魔にそそのかされて、天国から追放された三分の一の御使い、すなわち堕落した天使、悪霊どもも本当に存在します。決して夢物語やおとぎ話ではありません。

     プロテスタントの教会の中には、悪魔や悪霊の存在をいまだに信じていない教会があることは、驚きです。
     残念ながらそのような教会は、聖霊様の存在をも認めませんし、奇蹟やいやしさえも信じようとはしないのです。「聖書が完成した時に奇蹟は終わった。」と主張するのです。その教会の方々の霊の目が開かれるようにお祈りしましょう。

     さて「日々のみ言葉」に戻りましょう。
     ここでサドカイ派に属する人々がイエス様に持ち出しているのが、申命記に書かれたことからです。

     申命記によりますと、
    『兄弟が一緒に住んでいて、そのうちのひとりが死に、彼に子がない場合、死んだ者の妻は、家族以外のよそ者にとついではならない。その夫の兄弟がその女のところに、はいり、これをめとって妻とし、夫の兄弟としての義務を果たさなければならない。
    そして彼女が産む初めの男の子に、死んだ兄弟の名を継がせ、その名がイスラエルから消し去られないようにしなければならない。(申命記25:5~25:6)』と書かれています。
     この律法を持ち出して、イエス様を陥れようとしているのです。》

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