◇◆◇日々のみ言葉
2018年10月28日(日)
◎聖書箇所【使徒の働き4章4節】
4:4 しかし、み言葉を聞いた人々が大ぜい信じ、男の数が五千人ほどになった。
◎ショートメッセージ
《ペテロとヨハネが集まってきた人々に話していると、祭司たち、宮の守衛長、またサドカイ人たちがやって来ました。
この人たちは、ペテロとヨハネが民を教え、イエスのことを例にあげて死者の復活を宣べ伝えていることに、困り果てたのです。
おそらく宮(エルサレム神殿)の守衛長に命じて、何とか群衆を解散させて、止めさせようとしましたが、人々は、ソロモンの回廊から立ち去ろうとはしませんでした。
そこで仕方なく、祭司たちはペテロとヨハネを捕らえさせ、そして翌日まで、二人を神殿の外にある留置場に監禁したのです。すでに第二の夕方(午後5時過ぎ)になっていたからです。
この時、「美しの門」に、かつて座っていた乞食の男も一緒に監禁されたことは間違いありません。
そこに集まって来た人々は、祭司やサドカイ派の人々が、二人に敵意をむき出し、守衛長を使って捕らえた一部始終を見ていたのです。
その有様を目撃した人々は、ペテロとヨハネの語ったことが真実であると言う確信を得たのです。
なぜなら、もし嘘、偽りであったとしたら、祭司たちは、彼らを放っておいて、相手にしないはずです。
しかし死に物狂いで止めさせようとし、また解散させようとしたサドカイ派の人々の異様な形相を見て、感じたのです。
それは、ペテロとヨハネが伝えようとしている「イエス・キリスト」こそが、自分たいが待ち望んだメシアであったこと、それが真実であったことが分かったのです。
もちろんその場に、聖霊様がご臨在されておられたことは、言うまでもないことです。
そして「奇跡」が起こりました。リバイバルが起こったのです。
何とこの時、ペテロとヨハネの語ったみ言葉を信じて、多くの人々が救われました。
そして信者の男の人の数が、五千人になったのです。ペンテコステの日の「朝の九時」には、三千人の男の人が救われましたから、この時、二千人の男の人が救われ、仲間に加えられたことになります。
「信仰は聞くことから始まります。そして聞くことは、キリストについてのみ言葉によるのです。」と、パウロが「ローマ人への手紙」において、語っている通りなのです。》