• 日々のみ言葉 2018年11月22日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2018年11月22日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き4章32節~35節】
    4:32 信じた者の群れは、心と思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものと言わず、すべてを共有にしていた。
    4:33 使徒たちは、主イエスの復活を非常に力強くあかしし、大きな恵みがそのすべての者の上にあった。
    4:34 彼らの中には、ひとりも乏しい者がなかった。地所や家を持っている者は、それを売り、代金を携えて来て、
    4:35 使徒たちの足もとに置き、その金は必要に従っておのおのに分け与えられたからである。

    ◎ショートメッセージ
    《一昨日と昨日に続き、同じ箇所からの学びとなります。

     さて、昨日は、「彼らの中には、ひとりも乏しい者がなかった」と言うことについて、考えて見ました。

    「地所や家を持っている者は、それを売り、代金を携えて来て、使徒たちの足もとに置き」と書かれていますが、これはエルサレム市内や、あるいはエルサレム郊外に「地所や家」を持っていることを指しています。

     何度も言いますが、一番最初にリバイバルが起きた時は、

    『さて、エルサレムには、敬虔なユダヤ人たちが、天下のあらゆる国から来て住んでいたが、この物音が起こると、大ぜいの人々が集まって来た。彼らは、それぞれ自分の国の言葉で弟子たちが話すのを聞いて、驚きあきれてしまった。彼らは驚き怪しんで言った。
    「どうでしょう。いま話しているこの人たちは、みなガリラヤの人ではありませんか。それなのに、私たちめいめいの国の国語で話すのを聞くとは、いったいどうしたことでしょう。
     私たちは、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人、またメソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者たち、また滞在中のローマ人たちで、ユダヤ人もいれば改宗者もいる。またクレテ人とアラビヤ人なのに、あの人たちが、私たちのいろいろな国言葉で神の大きなみわざを語るのを聞こうとは。」
    人々はみな、驚き惑って、互いに「いったいこれはどうしたことか。」と言った。(使徒の働き2:5~2:12)』と書かれており、

     そして、さらに

    『ペテロは、このほかにも多くの言葉をもって、あかしをし、「この曲がった時代から救われなさい。」と言って彼らに勧めた。
     そこで、彼の言葉を受け入れた者は、バプテスマを受けた。その日、三千人ほどが弟子に加えられた。そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。(使徒の働き2:40~2:42)』と書かれています。この時救われた三千人のユダヤ人の男性たちは、みな裕福な人々なのです。

    「その金は必要に従っておのおのに分け与えられたからである。」

     と言うことは、使徒たちの必要、そして教会の必要の為に分け与えられたことを意味しています。

     しかし、やがて主を信じる者に対して迫害が起きることになります。その時、最初のエルサレム教会の信徒たちは、エルサレムから追い出され、それぞれの国に戻ることになるのです。散らされるわけです。
     使徒たちだけは、エルサレム市内にとどまります。

     このことによって、福音が全世界に広がって行くことになるのです。

     良いですか。

     「出て行く」ことこそが、主のみ心なのです。》

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