◇◆◇日々のみ言葉
2019年1月11日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き7章6節~7節】
7:6 また神は次のようなことを話されました。『彼の子孫は外国に移り住み、四百年間、奴隷にされ、虐待される。』
7:7 そして、こう言われました。『彼らを奴隷にする国民は、私がさばく。その後、彼らはのがれ出て、この所で、私を礼拝する。』
◎ショートメッセージ
《引き続き、ステパノのメッセージです。
創世記によりますと、
『日が沈みかかったころ、深い眠りがアブラムを襲った。そして見よ。ひどい暗黒の恐怖が彼を襲った。そこで、アブラムに仰せがあった。
「あなたはこの事をよく知っていなさい。あなたの子孫は、自分たちのものでない国で寄留者となり、彼らは奴隷とされ、四百年の間、苦しめられよう。しかし、彼らの仕えるその国民を、私がさばき、その後、彼らは多くの財産を持って、そこから出て来るようになる。(創世記15:12~15:14)』と書かれています。
神様がアブラハムに「子孫がエジプトにおいて奴隷」となることを約束されたのです。
良いですか。この時には、まだイサクは生まれていないのです。
創世記15章には、少し前にこのように書かれています。
『そこでアブラムは申し上げた。
「神、主よ。私に何をお与えになるのですか。私にはまだ子がありません。私の家の相続人は、あのダマスコのエリエゼルになるのでしょうか。」
さらに、アブラムは、
「ご覧ください。あなたが子孫を私に下さらないので、私の家の奴隷が、私の跡取りになるでしょう。」
と申し上げた。すると、主の言葉が彼に臨み、こう仰せられた。
「その者があなたの跡を継いではならない。ただ、あなた自身から生まれ出て来る者が、あなたの跡を継がなければならない。」
そして、彼を外に連れ出して仰せられた。
「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。」
さらに仰せられた。
「あなたの子孫はこのようになる。」
彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。(創世記15:2~15:6)』と。
ここから、私たちは、アブラハムが「信仰の父」と呼ばれることになった真理を見るのです。
ヘブル人の手紙の著者はこう勧めています。
『信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。昔の人々はこの信仰によって称賛されました。(ヘブル書11:1~11:2)』と。
ステパノは、彼ら(議会議員)に、あなたがたの信仰はどこにあるのか、と問うているのです。》