• 日々のみ言葉 2019年1月13日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年1月13日(日)

    ◎聖書箇所【使徒の働き7章9節~10節】
    7:9 族長たちはヨセフをねたんで、彼をエジプトに売りとばしました。しかし、神は彼と共におられ、
    7:10 あらゆる患難から彼を救い出し、エジプト王パロの前で、恵みと知恵をお与えになったので、パロは彼をエジプトと王の家全体を治める大臣に任じました。

    ◎ショートメッセージ
    《ここからステパノのメッセージは、「出エジプト」の話に移って行きます。

     ヤコブ(イスラエル)に十二人の息子が生まれ、その十一番目の息子であり、ラケルが生んだ長子ヨセフの話となります。
     ステパノは、ヨセフが奴隷からエジプトの総理大臣(宰相)となるまでのことを、短く
    まとめて話しています。

     ヨセフは、間違いなく主イエス様のひな形です。

     ヨセフの次には、モーゼが、そしてその次には、モーゼの従者であるヨシュア(ヘブル語ではイエシュアでありイエス様と同じ名前)が、メシアなる主イエス・キリストとの前触れであり、ひな形なのです。

     このように父なる神様は、何度も、やがて来られる主イエス様のひな形として、歴史的人物を用い、啓示としてユダヤ人に示して来られたのです。
     ステパノは、その道筋を辿っています。

     さてステパノは、短くまとめながらも、大切な真理を明確に述べています。それは、「神は彼(ヨセフ)と共におられ」たと言うことなのです。

     創世記によりますと、
    『ヨセフがエジプトへ連れて行かれたとき、パロの廷臣で侍従長のポティファルというひとりのエジプト人が、ヨセフをそこに連れて下って来たイシュマエル人の手からヨセフを買い取った。主がヨセフと共におられたので、彼は幸運な人となり、そのエジプト人の主人の家にいた。彼の主人は、主が彼と共におられ、主が彼のすることすべてを成功させて下さるのを見た。(創世記39:1~39:3)』と書かれており、

     さらにヨセフが身に覚えの無い疑いをかけられた時にも、
    『ヨセフの主人は彼を捕え、王の囚人が監禁されている監獄に彼を入れた。こうして彼は監獄にいた。しかし、主はヨセフと共におられ、彼に恵みを施し、監獄の長の心にかなうようにされた。それで監獄の長は、その監獄にいるすべての囚人をヨセフの手にゆだねた。ヨセフはそこでなされるすべてのことを管理するようになった。監獄の長は、ヨセフの手に任せたことについては何も干渉しなかった。それは主が彼と共におられ、彼が何をしても、主がそれを成功させて下さったからである。(創世記39:20~39:23)』 と書かれている通りです。

     そしてこのことは、ヨセフだけでなく、私たち主を信じる者すべての者に、常に神様が、主イエス様が聖霊として共にいて下さることへの、確固たる保証なのです。

     主は、何時でもどこでも、あなたと共におられます。》

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