• 日々のみ言葉 2019年1月14日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年1月14日(月)

    ◎聖書箇所【使徒の働き7章11節~16節】
    7:11 ところが、エジプトとカナンとの全地にききんが起こり、大きな災難が襲って来たので、私たちの先祖たちには、食物がなくなりました。
    7:12 しかし、ヤコブはエジプトに穀物があると聞いて、初めに私たちの先祖たちを遣わしました。
    7:13 二回目のとき、ヨセフは兄弟たちに、自分のことを打ち明け、ヨセフの家族のことがパロに明らかになりました。
    7:14 そこで、ヨセフは人をやって、父ヤコブと七十五人の全親族を呼び寄せました。
    7:15 ヤコブはエジプトに下り、そこで彼も私たちの先祖たちも死にました。
    7:16 そしてシケムに運ばれ、かねてアブラハムがいくらかの金でシケムのハモルの子から買っておいた墓に葬られました。

    ◎ショートメッセージ
    《ステパノのメッセージにおける、ヨセフの話の続きです。

     昨日の箇所はその前半で、
    『また神は、アブラハムに割礼の契約をお与えになりました。こうして、彼にイサクが生まれました。彼は八日目にイサクに割礼を施しました。それから、イサクにヤコブが生まれ、ヤコブに十二人の族長が生まれました。
     族長たちはヨセフをねたんで、彼をエジプトに売りとばしました。しかし、神は彼と共におられ、あらゆる患難から彼を救い出し、エジプト王パロの前で、恵みと知恵をお与えになったので、パロは彼をエジプトと王の家全体を治める大臣に任じました。(創世記7:8~7:10)』ことから学びました。

     ここでステパノは、「族長たちはヨセフをねたんで」と言っていますが、正確には、十人の兄たちであって、すなわちルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、ガド、アシェル、ダン、ナフタリのことです。ヨセフの実の弟ベニヤミンは含まれてはいません。

     さて、その頃全世界に飢饉が起こり、ヤコブはエジプトに食物があることを、キャラバンから聞き、十人の兄たちを送り出しました。その時、上から二番目の兄シメオンを人質にして、その引き換えに、末の弟ベニヤミンを連れて来なければ、二度とエジプトには来ることを許さなかったのです。

     そして再び、兄たちがベニヤミンと共にエジプトにやって来た時、ヨセフが自分が誰であるのか、明らかにしたわけです。まさに感動の場面です。

     この物語のような素晴らしい事実を、ユダヤ人ならば知らない者は誰もいません。

     私は、主の母マリヤの婚約者であり、イエス様の養父となるヨセフが、同じ名前であることが、どうしても偶然ではないような気がするのです。
     またマリヤもそうです。本当は「ミリアム」なのです。そうです。モーゼの実の姉であり、讃美と踊りの創始者と同名なのです。

    「そこで、ヨセフは人をやって、父ヤコブと七十五人の全親族を呼び寄せました。」

     正確には、七十人であり、しかもその数には、ヤコブとヨセフとその子マナセとエフライムが含まれています。

    「ヤコブはエジプトに下り、そこで彼も私たちの先祖たちも死にました。そしてシケムに運ばれ、かねてアブラハムがいくらかの金でシケムのハモルの子から買っておいた墓に葬られました。」
     
     ヤコブの葬儀は、まさに荘厳を極めてものであったことを聖書は書き記しています。》

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