◇◆◇日々のみ言葉
2019年1月20日(日)
◎聖書箇所【使徒の働き7章30節~35節】
7:30「四十年たったとき、御使いが、モーセに、シナイ山の荒野で柴の燃える炎の中に現われました。
7:31 その光景を見たモーセは驚いて、それをよく見ようとして近寄ったとき、主の御声が聞こえました。
7:32 『私はあなたの先祖の神、アブラハム、イサク、ヤコブの神である。』そこで、モーセは震え上がり、見定める勇気もなくなりました。
7:33 すると、主は彼にこう言われたのです。『あなたの足のくつを脱ぎなさい。あなたの立っている所は聖なる地である。
7:34 私は、確かにエジプトにいる私の民の苦難を見、そのうめき声を聞いたので、彼らを救い出すために下って来た。さあ、行きなさい。私はあなたをエジプトに遣わそう。』
7:35 『だれがあなたを支配者や裁判官にしたのか。』と言って人々が拒んだこのモーセを、神は柴の中で彼に現われた御使いの手によって、支配者また解放者としてお遣わしになったのです。」
◎ショートメッセージ
《ステパノのメッセージは、モーセの話を続けます。
出エジプト記によりますと、
『モーセは、ミデヤンの祭司で彼のしゅうと、イテロの羊を飼っていた。彼はその群れを荒野の西側に追って行き、神の山ホレブにやって来た。すると主の使いが彼に、現われた。柴の中の火の炎の中であった。よく見ると、火で燃えていたのに柴は焼け尽きなかった。
モーセは言った。
「なぜ柴が燃えていかないのか、あちらへ行ってこの大いなる光景を見ることにしよう。」
主は彼が横切って見に来るのをご覧になった。神は柴の中から彼を呼び、
「モーセ、モーセ。」と仰せられた。彼は
「はい。ここにおります。」と答えた。
神は仰せられた。
「ここに近づいてはいけない。あなたの足のくつを脱げ。あなたの立っている場所は、聖なる地である。」
また仰せられた。
「私は、あなたの父の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。」
モーセは神を仰ぎ見ることを恐れて、顔を隠した。
主は仰せられた。
「私は、エジプトにいる私の民の悩みを確かに見、追い使う者の前の彼らの叫びを聞いた。私は彼らの痛みを知っている。私が下って来たのは、彼らをエジプトの手から救い出し、その地から、広い良い地、乳と蜜の流れる地、カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人のいる所に、彼らを上らせるためだ。見よ。今こそ、イスラエル人の叫びは私に届いた。私はまた、エジプトが彼らをしいたげているそのしいたげを見た。今、行け。私はあなたをパロのもとに遣わそう。私の民イスラエル人をエジプトから連れ出せ。」(出エジプト記3:1 ~3:10)』と書かれています。
エジプトから逃れ、そしてミデアンの地において羊飼いとなってから四十年の歳月が流れていた時です。
神の山と言われていた「シナイ山(別名ホレブ山)」の麓に天幕を張った時に、主は不思議な方法を通してモーセを呼び出されたのです。
主イエス様を信じ、救われた者は、このモーセと同じように、呼び出された者なのです。あなたや私が、聖霊様によって、主イエス様の十字架の意義とその力を知ったことは、神様から使命が授けられたことなのです。
例え、どんなに働きが小さく見えたとしても、主イエス様は、あなたや私を用いて下り、その遣わされた場所において栄光を現わしてくださいます。
そして、必ず実を見せてくださるのです。》