• 日々のみ言葉 2019年1月26日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年1月26日(土)

    ◎聖書箇所【使徒の働き7章39節~41節】
    7:39 ところが、私たちの先祖たちは彼に従うことを好まず、かえって彼を退け、エジプトをなつかしく思って、
    7:40 『私たちに、先立って行く神々を作って下さい。私たちをエジプトの地から導き出したモーセは、どうなったのかわかりませんから。』とアロンに言いました。
    7:41 そのころ彼らは子牛を作り、この偶像に供え物をささげ、彼らの手で作った物を楽しんでいました。

    ◎ショートメッセージ
    《ここで、ステパノは、順序を変えて話しています。

     実際にこのことが起こったのは、モーセがホレブ山から「十戒」が書かれた石版を神様から授り、山から下りて来る直前に起こったことなのです。

     出エジプト記によれば、
    『民はモーセが山から降りて来るのに手間取っているのを見て、アロンのもとに集まり、彼に言った。
    「さあ、私たちに先立って行く神を、造って下さい。私たちをエジプトの地から連れ上ったあのモーセという者が、どうなったのか、私たちにはわからないから。」
     それで、アロンは彼らに言った。
    「あなたがたの妻や、息子、娘たちの耳にある金の耳輪をはずして、私の所に持って来なさい。」
     そこで、民はみな、その耳にある金の耳輪をはずして、アロンの所に持って来た。彼がそれを、彼らの手から受け取り、のみで型を造り、鋳物の子牛にした。彼らは、
    「イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上ったあなたの神だ。」と言った。
     アロンはこれを見て、その前に祭壇を築いた。そして、アロンは呼ばわって言った。「あすは主への祭りである。」
     そこで、翌日、朝早く彼らは全焼のいけにえをささげ、和解のいけにえを供えた。そして、民はすわっては、飲み食いし、立っては、戯れた。(出エジプト記32:1~32:6)』

    『モーセは向き直り、二枚のあかしの板を手にして山から降りた。板は両面から書いてあった。すなわち、表と裏に書いてあった。板はそれ自体神の作であった。その字は神の字であって、その板に刻まれていた。
     ヨシュアは民の叫ぶ大声を聞いて、モーセに言った。
    「宿営の中にいくさの声がします。」
     するとモーセは言った。
    「それは勝利を叫ぶ声ではなく、敗北を嘆く声でもない。私の聞くのは、歌を歌う声である。」
     宿営に近づいて、子牛と踊りを見るなり、モーセの怒りは燃え上がった。そして手からあの板を投げ捨て、それを山のふもとで砕いてしまった。それから、彼らが造った子牛を取り、これを火で焼き、さらにそれを粉々に砕き、それを水の上にまき散らし、イスラエル人に飲ませた。モーセはアロンに言った。
    「この民はあなたに何をしたのですか。あなたが彼らにこんな大きな罪を犯させたのは。」
     アロンは言った。
    「わが主よ。どうか怒りを燃やさないで下さい。あなた自身、民の悪いのを知っているでしょう。彼らは私に言いました。『私たちに先立って行く神を、造ってくれ。私たちをエジプトの地から連れ上ったあのモーセという者が、どうなったのか、私たちにはわからないから。』それで、私は彼らに、『だれでも、金を持っている者は私のために、それを取りはずせ。』と言いました。彼らはそれを私に渡したので、私がこれを火に投げ入れたところ、この子牛が出て来たのです。」(出エジプト記32:15~32:24)』と書かれている通りです。

     ここからいかに、ユダヤ人たちが、真の神様に対する信仰から離れやすいかが描かれています。旧約聖書は、選民イスラエルの背教の証しなのです。

     それだけではありません。
     真の救い主として来られた主イエス様をも、敵であるローマ人に渡して、十字架につけてしまうのですから。

     人間がいかに罪深いのか、そしてなぜ救い主が必要なのか、そしてその救い主こそ、イエス・キリストであることをステパノは、議会において、熱烈に証しています。》

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