• 日々のみ言葉 2019年1月30日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年1月30日(水)

    ◎聖書箇所【使徒の働き7章48節~50節】
    7:48「しかし、いと高き方は、手で造った家にはお住みになりません。預言者が語っているとおりです。
    7:49 『主は言われる。天は私の王座、地は私の足の足台である。あなたがたは、どのような家を私のために建てようとするのか。私の休む所とは、どこか。
    7:50 私の手が、これらのものをみな、造ったのではないか。』」

    ◎ショートメッセージ
    《ダビデ王は、神様の御前に恵みをいただき、アブラハム・ヤコブ・イサクの神様のために神殿を建築することを願い求めました。
     しかし、その願いは預言者ナタンを通して退けられたのです。その理由は、ダビデが多くの人の命を奪い、血を流したことであったと言われています。

     そして、ウリヤの妻との不倫の末、その時授かった男の子(シムア)は死にましたが、やがてソロモンが生まれ、ソロモンがダビデ王の後を継ぎ、荘厳華麗な神殿を建築したのです。

     その献堂式は、イスラエルの歴史において、まさしく最大の祭典となったのです。

    第Ⅰ列王記によりますと、
    『ソロモンはイスラエルの全集団の前で、主の祭壇の前に立ち、両手を天に差し伸べて、言った。
    「イスラエルの神、主。上は天、下は地にも、あなたのような神は他にありません。あなたは、心を尽くして御前に歩むあなたのしもべたちに対し、契約と愛とを守られる方です。
     あなたは、約束されたことを、あなたのしもべ、私の父ダビデのために守られました。それゆえ、あなたは御口をもって語られました。また御手をもって、これを今日のように、成し遂げられました。
     それで今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべ、私の父ダビデに約束して、『あなたが私の前に歩んだように、もしあなたの子孫がその道を守り、私の前に歩みさえするなら、あなたには、イスラエルの王座に着く人が、私の前から断たれない。』と仰せられたことを、ダビデのために守って下さい。
     今、イスラエルの神。どうかあなたのしもべ、私の父ダビデに約束されたみ言葉が堅く立てられますように。
     それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです。
     けれども、あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けて下さい。私の神、主よ。あなたのしもべが、今日、御前に捧げる叫びと祈りを聞いて下さい。
     そして、この宮、すなわち、あなたが『私の名をそこに置く。』と仰せられたこの所に、夜も昼も御目を開いていて下さって、あなたのしもべがこの所に向かって捧げる祈りを聞いて下さい。
     あなたのしもべとあなたの民イスラエルが、この所に向かって捧げる願いを聞いて下さい。あなたご自身が、あなたのお住まいになる所、天にいまして、これを聞いて下さい。聞いて、お赦し下さい。」(第Ⅰ列王記8:22~8:30)』と書き記されています。

     この後、契約の箱が運び込まれ、神殿の中の至聖所に安置されます。幕屋が、雨や風にもびくともしない、神殿となったのです。

      契約の箱は、バビロンのネブカデネザル王によって、エルサレムが陥落される時まで、神殿の中に存在し続けたのです。
     その直前にエレミヤによって、聖所と至聖所にあったものは、すべて運び出されたからです。》

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