• 日々のみ言葉 2019年1月31日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年1月31日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き7章51節】
    7:51「かたくなで、心と耳とに割礼を受けていない人たち。あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。」

    ◎ショートメッセージ
    《引き続きステパノのメッセージからの学びとなりますが、いよいよクライマックスにさしかかろうとしています。

     ここでステパノは、イザヤの預言を引用しています。公生涯においてイエス様も引用された箇所であり、使徒パウロも、その書簡において、引用しています。

     まさしく、イザヤの預言はイスラエルの指導者たちへの預言であり、悔い改めを強く迫っているのです。

     イザヤによれば、
    『私は、「だれを遣わそう。だれが、我々のために行くだろう。」と言っておられる主の声を聞いたので、言った。
    「ここに、私がおります。私を遣わして下さい。」
     すると仰せられた。
    「行って、この民に言え。『聞き続けよ。だが悟るな。見続けよ。だが知るな。』この民の心を肥え鈍らせ、その耳を遠くし、その目を堅く閉ざせ。自分の目で見、自分の耳で聞き、自分の心で悟り、立ち返って、いやされることのないために。」(イザヤ書6:8~6:10)』と書かれています。

     そして使徒ヨハネは、
    『イエスが彼らの目の前でこのように多くのしるしを行なわれたのに、彼らはイエスを信じなかった。
     それは、
    「主よ。だれが私たちの知らせを信じましたか。また主の御腕はだれに現わされましたか。」と言った預言者イザヤの言葉が成就するためであった。
     彼らが信じることができなかったのは、イザヤがまた次のように言ったからである。
    「主は彼らの目を盲目にされた。また、彼らの心をかたくなにされた。それは、彼らが目で見、心で理解し、回心し、そして私が彼らをいやす、ということがないためである。」
    イザヤがこう言ったのは、イザヤがイエスの栄光を見たからで、イエスをさして言ったのである。(ヨハネの福音書12:37~12:41)』と、注釈を書き加えています。

     ユダヤの指導者たちは、主イエス様に反抗しました。そして、ペンテコステの日に、聖霊なるお方が降られたにも関わらず、未だに、真の神様に反逆しているのです。

     しかもその者の中には、エルサレム神殿において、イスラエルの神に仕えていると豪語する大祭司や、祭司長たち、祭司たちが大勢います。
     
     そればかりでなく、自分たちこそが、モーセの律法を完全に守り、清められた聖なる者であると自負する、パリサイ人や律法学者たちも大勢いるのです。

     しかし、真の救いは、主イエス・キリストを通してしか、やって来ないのです。この御名しか、人間が救われる名は、何一つ与えられていないからです。

    「あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。」

     現在においても、聖霊様に逆らう教会が存在します。聖霊様は、神の力ではなく、神様ご自身であられます。人格を持っておられます。
     聖霊様は交わりを通して、本当に語って下さいます。話して下さいます。もちろん聖書を用いられますが、聖書が無くてもです。

     そして「アロス・パラクレイトス」、すなわち主イエス様と全く同一であられるのです。

     この時、主イエス様は、天の父なる神様の右の座に座しておられますが、聖霊様はステパノと共におられ、ステパノの唇を通して、ユダヤの指導者に悔い改めを、愛を持って促しているのです。》

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