◇◆◇日々のみ言葉
2019年2月1日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き7章52節~53節】
7:52「あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者がだれかあったでしょうか。彼らは、正しい方が来られることを前もって宣べた人たちを殺したが、今はあなたがたが、この正しい方を裏切る者、殺す者となりました。
7:53 あなたがたは、御使いたちによって定められた律法を受けたが、それを守ったことはありません。」
◎ショートメッセージ
《ステパノは、力強く確信を持って、ユダヤ最高議会の裁判において、たった一人で弁明しています。もちろん聖霊様は、ステパノと共におられます。
まことにイエス様が約束された通りなのです。
イエス様は、
『「だが、あなたがたは、気をつけていなさい。人々は、あなたがたを議会に引き渡し、また、あなたがたは会堂でむち打たれ、また、私のゆえに、総督や王たちの前に立たされます。それは彼らに対してあかしをするためです。
彼らに捕えられ、引き渡されたとき、何と言おうかなどと案じるには及びません。ただ、そのとき自分に示されることを、話しなさい。話すのはあなたがたではなく、聖霊です。(マルコの福音書13:9~13:11抜粋)』と、弟子たちに教えられました。
だからこそステパノは彼らに、
「かたくなで、心と耳とに割礼を受けていない人たち。あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。」と迫っているのです。
さて、今日の聖書箇所において、ステパノは、彼らの三つの罪を指摘しています。
一つは、イスラエルの歴史において、ユダヤ人の指導者たちは、多くの預言者を迫害して来ました。
そのことについて、主イエス様は、はっきりと宣告されています。
マタイの福音書によりますと、イエス様は、
『「忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいなように、あなたがたも、外側は人に正しいと見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです。
忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは預言者の墓を建て、義人の記念碑を飾って、『私たちが、先祖の時代に生きていたら、預言者たちの血を流すような仲間にはならなかっただろう。』と言います。
こうして、預言者を殺した者たちの子孫だと、自分で証言しています。あなたがたも先祖の罪の目盛りの不足分を満たしなさい。
おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう。だから、私が預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。
それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。(マタイの福音書23:27~23:36)』と、言われたことが書き記されています。
そして、ご自身こそが、預言者を遣わした神様ご自身であることを、明確に宣告しておられます。
「だから、私が預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。」と。
ステパノも、イエス様と同じく、彼らの罪を指摘しているのです。
明日も同じ箇所です。明日は、二つ目と三つ目の罪について考えます。》