◇◆◇日々のみ言葉
2019年4月29日(月)
◎聖書箇所【使徒の働き10章24節】
10:24 その翌日、彼らはカイザリヤに着いた。コルネリオは、親族や親しい友人たちを呼び集め、彼らを待っていた。
◎ショートメッセージ
《それで、シモン・ペテロは、カイザリヤから来た三人のローマ人を家の中に入れて泊まらせました。もちろんその家の主人である皮なめしのシモンの許可を取ったことは間違いないことだと言えます。
明くる日、ペテロは、立って彼らと一緒に出かけたのです。聖書には書かれてはいませんが、しもべの一人が残って、その乗って来た馬にペテロを乗せ、そのしもべはヨッパの信徒たちと共に、遅れて徒歩、もしくはロバに乗って、カイザリヤに向かったと思われす。
案内役がいなければ、コルネリオの家が分からないことは言うまでもないことです。
さて、ペテロとリーダーであるしもべと、コルネリオの忠実な部下の兵士は、カイザリヤの家に到着しました。
コルネリオは、ペテロが自分の家に来てくれることを疑うこともなく、親族や親しい友人たちを、自分の家に呼び寄せていました。
もし、ローマから彼らがやって来るとしたら、あまりにも時間はたらず、おそらくカイザリヤに住むローマ人たちの友人、そしてこれもあくまで推測なのですが、コルネリオは、自分の家族と親族をカイザリヤに呼び寄せていたのではないでしょうか。
リーダー格のしもべと兵士とで、コルネリオの家の中に入ったペテロは、あまりにも多くの人々が、家の中で待っていたことに、さぞかし驚いたことに違いありません。
しばらくすると、残ったしもべとヨッパの信徒たち数名も追いついて来ます。
シモン・ペテロがコルネリオの家のドアを開けた時に、まさしく父なる神様と御子イエス様のご計画であった、異邦人の「救いの扉」が開かれたのです。この時こそが、異邦人伝道の始まりなのです。
始まりの時の鐘が鳴り響いたのです。天では大勢の御使いが喜び叫んだに違いありません。主イエス様の言われた預言どおりの展開が起こったのです。
『私にはまた、この囲いに属さないほかの羊があります。私はそれをも導かなければなりません。彼らは私の声に聞き従い、一つの群れ、ひとりの牧者となるのです。(ヨハネの福音書10:16)』
「囲い」とは、「選民」を意味し、「囲いに属する羊」とはユダヤ人のことであり、そして「囲いに属さないほかの羊」こそ、異邦人、すなわち私たち日本人でもあるのです。
だからこそ、私たちは、真の神様であり、創造主なるイエス様にお会いすることが出来たのです。私たちも選ばれた者であり、主の羊なのです。
『主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。(詩篇23:1)』》