◇◆◇日々のみ言葉
2019年6月7日(金)
◎聖書箇所【使徒の働き12章7節~10節】
12:7 すると突然、主の御使いが現われ、光が牢を照らした。御使いはペテロのわき腹をたたいて彼を起こし、「急いで立ち上がりなさい。」と言った。すると、鎖が彼の手から落ちた。
12:8 そして御使いが、「帯を締めて、くつをはきなさい。」と言うので、彼はそのとおりにした。すると、「上着を着て、私について来なさい。」と言った。
12:9 そこで、外に出て、御使いについて行った。彼には御使いのしている事が現実の事だとはわからず、幻を見ているのだと思われた。
12:10 彼らが、第一、第二の衛所を通り、町に通じる鉄の門まで来ると、門がひとりでに開いた。そこで、彼らは外に出て、ある通りを進んで行くと、御使いは、たちまち彼を離れた。
◎ショートメッセージ
《ガリラヤ国主であるヘロデ・アンティパスは、ユダヤの主要な祭りが行なわれるたびに、聖都エルサレムに滞在していました。それはおもに祭りの見物であったようです。
そして、今年の「過越の祭り」が終わった後に、シモン・ペテロを民衆の前に引き出し、処刑しようと考えていたのです。
その前夜のことです。
ペテロは二本の鎖につながれていて、2人の兵士が側につきっきりの状態でした。また牢の戸口には番兵たちが監視していたのです。
エルサレム教会は、連日連夜、ペテロが助け出されることを祈り続けていました。
時刻は、おそらく真夜中のことです。ペテロは2人の見張りの兵士の間で眠っていました。すると突然、主の使いが現われ、光が牢を照らしたのです。
ペテロは御使いに会っています。彼は超自然的な存在を、じかに知っていました。
使徒の働きによりますと、
『イエスが上って行かれるとき、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた。そして、こう言った。
「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」(使徒の働き1:10~1:11)』と書かれています。
もし知っていなければ、御使いを見た時、主イエス様が葬られた墓を見張っていたローマ兵と同じように、恐れで死人のようになったはずです。
しかし、彼はすでに知っていましたから、騒ぎもしませんでした。もしかしたら夢を見ているに違いないと、すでに思っていたかも知れません。
御使いはペテロのわき腹をたたいて起こします。
「急いで立ち上がりなさい。」
すると、鎖がペテロの手から落ちたのです。これは自然に鍵が外れたと考えるのか、もしくは鍵がかけられたままの手錠が、するっとペテロの手を通り抜けたのか、どちらなのか非常に興味をそそるところです。
私は、後者を選びたいです。しかもスローモーションで音も無く、鍵がかかったままの鎖が、その場に残されることを。
つまり、もし鍵が外されていたとしたら、牢番あるいは番兵の誰かの仕業と思われるのではありませんか。
しかし超自然的に救出されたのなら、主イエス様のご遺体だけが消え失せてしまったように、シモン・ペテロの体が煙のごとく消え失せてしまったほうが、いかにも神様のご介入であることの証拠となり得るのですから。
明日も同じ箇所から、さらに考えて見たいと思います。》