• 日々のみ言葉 2019年9月22日(日)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年9月22日(日)

    ◎聖書箇所【使徒の働き16章9節~10節】
    16:9 ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けて下さい。」と懇願するのであった。
    16:10 パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤに出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、昨日と同じ箇所からとなります。
     昨日は、医者ルカが合流したことを学びました。今日は、もう少しそのことについて考え、次に「幻」そのものに目を留めたいと思います。

     さてパウロは、ガリラヤ人への手紙にこのように書き記しています。
    『ご承知のとおり、私が最初あなたがたに福音を伝えたのは、私の肉体が弱かった為でした。そして私の肉体には、あなたがたにとって試練となるものがあったのに、あなたがたは軽蔑したり、きらったりしないで、かえって神の御使いのように、またキリスト・イエスご自身であるかのように、私を迎えてくれました。(ガラテヤ人への手紙4:13~4:14)』
     ここからパウロ自身が、弱っていた為、また「高ぶらないように一つのトゲ」が与えられていた為に、医者ルカが合流した可能性は十分、説明がつくと言えると思います。 もしかしたらアンテオケ近くの港セルキヤから船でトロアスに渡ったかも知れません。

     そして次に、パウロが幻を見たことについてです。
    『ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けて下さい。」と懇願するのであった。(使徒の働き16:9)』

     神様は、時々幻あるいは夢を用いて、大切なメッセージを伝えることがあります。パウロが見たこの幻は、寝ていて見た夢なのか、あるいは白昼夢のように、具体的に現われた夢なのかは、分かりません。
     ただ確実に分かることは、その助けを求めた人物が、マケドニヤ人であることが一目で分かったと言うことです。マケドニヤの民族衣装を着けていたのかも知れません。その人物が「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けて下さい。」と懇願するのです。
     この「助け」とは、具体的な助けのことではありません。「救って下さい。」あるいは、「福音を、真理を教えて下さい。」と言う意味です。

     真理とは何でしょうか。

     主イエス様は、このようにトマスに言われました。
    『「私が道であり、真理であり、いのちなのです。私を通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。(ヨハネの福音書14:6抜粋)』

     主イエス・キリストこそ真理なるお方です。すべての答えは、イエス・キリストなのです。

     そして最後に、
     現在においても、神様は夢や幻を用いてメッセージを語られることは有り得ることです。しかし、その場合には必ずみ言葉(聖書)の裏付けが必要です。
     聖書に書かれていないこと、聖書の真理に反することは、神様からではなく、自分の欲の思い、あるいは敵からのものであることを疑うべきです。

     明日も同じ箇所からとなります。》

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