• 日々のみ言葉 2019年9月26日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年9月26日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き16章13節】
    16:13 安息日に、私たちは町の門を出て、祈り場があると思われた川岸に行き、そこに腰をおろして、集まった女たちに話した。

    ◎ショートメッセージ
    《パウロの一行は、ネアポリスに寄港すると、ピリピまで16キロほどの距離ですので、歩いて行きました。
     ピリピはマケドニヤのこの地方第一の町で、植民都市であったのです。また皇帝アウグストが、ローマの退役軍人の為に建設したので、小ローマとも言われていました。パウロの一行は、この町に幾日か滞在します。

     この町にはユダヤ人は少なく、よって会堂はありませんでした。パウロの伝道方法は、まずユダヤ人の会堂に行き、そこでラビとして、み言葉の解き明かしと勧めをしながら、頃合いを見計らって、主イエス様の福音を伝えると言うやり方であったのです。
     これも、パウロ自身が旧約聖書に通じているからこそ、出来るミニストリーであったのです。
     人には賜物が与えられています。しかし人はそれぞれ皆違います。性別も、個性も、また生まれ育った環境も。
     そして、その賜物を備え与えられたのは主イエス様ご自身であられます。私たちは、与えられた賜物を大切に、そして豊かに、かつ大胆に、主のご用の為に用いて行く必要があるのです。

     さてピリピにて、数日が立ち「安息日」が巡って来ました。すでにその時には、パウロとシラスにも、このピリピの町の事情が飲み込めて来たようです。
     すなわち、安息日に、ユダヤ人はどこの場所において、定期集会を行なっているのか、と言うことです。

     調べたことによりますと、ユダヤ人の女性たちが、ピリピの町の門の外に流れています川の畔に「祈り場」を設けて、そこに集まっている、と言うことが分かったのです。

     さっそく最初の安息日に、その「祈り場」におもむいたのです。すると数少ない女性たちが集まっていました。パウロは、そこに腰をおろして、話し始めたのです。

     この時にも、すでに主イエス様の救いのご計画が進み始めていました。まさに、その深い慈しみと哀れみによる神様の摂理には、驚きを隠せません。
     なぜなら、やがてピリピ教会を支える「ルデヤ」と言う夫人がその集会に出席していたからです。

     私たち、主イエス様の御名を信じる者には、偶然は何一つないのです。すべてが主の御手の中において行なわれていることと言っても良いでしょう。
     主は、すべてのことを益として下さるお方です。最後に勝利をつかむ者は、主イエス様に対する信仰を持っている者なのです。》

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