• 日々のみ言葉 2019年10月19日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年10月19日(土)

    ◎聖書箇所【使徒の働き17章1節~2節】
    17:1 彼らはアムピポリスとアポロニヤを通って、テサロニケへ行った。そこには、ユダヤ人の会堂があった。
    17:2 パウロはいつもしているように、会堂にはいって行って、三つの安息日にわたり、聖書に基づいて彼らと論じた。

    ◎ショートメッセージ
    《パウロとシラス、そしてテモテと医者ルカの4人は、ピリピを後にし、マケドニヤの首都テサロニケにやって来ました。
     テサロニケは、ローマ、アテネに次ぐ大都市でありましたから、ユダヤ植民地も多数あり、ユダヤ人の会堂も建設されていました。普通ユダヤ人の大人の男性が10人集まりますと、会堂を建てることが出来たと言われています。
     テサロニケには種々雑多な人々が住んでいました。そして多くの民族と様々な宗教とが共存していたのです。
     宗教と言いましても「偶像礼拝」であって、その実態は悪魔礼拝であり、そこへ真のの神様であられる主イエス様の御名を伝えにやって来たわけです。

     パウロ一行が何曜日にテサロニケに到着したことは分かりかねますが、最初の安息日ではないことは間違いありません。

     まずテサロニケの情報が必要ですし、また宿泊先も確保しなければならないからです。チームは、以前は2人でしたが、今はその倍の4人に増えています。この後の記事を見ますと、どうやら「ヤソン」と言う名のユダヤ人の家族の所に世話になるようです。

     それから、ユダヤの会堂を確認し、まずは安息日の礼拝において、ラビの服装を着用して、勧めの席に座り、そこで旧約聖書に基づいて、主イエスによって、メシヤ預言が成就したことを教えたと思われます。
     しかも、連続三回の安息日に渡って同じことを繰り返したわけです。当然、礼拝に参加していたユダヤ人の中においても、信じる者と信じない者とが出て来ます。そしてパウロを支持する者と、敵対する者とに別れることになります。

     ここにも「選びの法則」があります。
     人が救われることは聖霊によって成される奇跡です。最終的には、その人の魂が意思決定をすることになります。
     それだからこそ「魂の救い」と言うのです。魂とは、その人自身の性格、育ち、経験、知識などが含まれています。救いを得る為には、「悔い改め」が、すなわち「へりくだる心」が必要とされるのです。

     へりくだる心(謙遜)こそ神様に喜ばれるのです。その反対に高ぶる心(高慢)は、神様に忌み嫌われることになります。

     ヨブ記によりますと、
    『あなたが低くされると、あなたは高められたと言おう。神はへりくだる者を救われるからだ。(ヨブ記22:29)』と書かれている通りなのです。 

     そして「へりくだる」とは、神様のみ言葉に聴き従うことなのです。聞いただけでは、読んだだけでは、単なる知識にしか過ぎません。
     そのみ言葉に従う時にこそ、その人の人生を通して、主なる神様は、真の栄光を現わして下さるのです。》

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