• 日々のみ言葉 2019年11月12日(火)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2019年11月12日(火)

    ◎聖書箇所【使徒の働き17章28節~29節】
    17:28「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。あなたがたのある詩人たちも、『私たちもまたその子孫である。』と言ったとおりです。
    17:29 そのように私たちは神の子孫ですから、神を、人間の技術や工夫で造った金や銀や石などの像と同じものと考えてはいけません。」

    ◎ショートメッセージ
    《引き続き、使徒パウロによります、アレオパゴス議会におけるメッセージからの学びとなります。

    「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。」

     すべては神様から発しています。使徒パウロは、後にその書簡に、次のように書き記しています。

    『神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移して下さいました。この御子のうちにあって、私たちは贖い、すなわち罪の赦しを得ています。
     御子は、見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は、御子によって造られ、御子のために造られたのです。
     御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。また、御子はそのからだである教会のかしらです。御子は初めであり、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、ご自身がすべてのことにおいて、第一のものとなられたのです。
     なぜなら、神はみ心によって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物を、ご自分と和解させて下さったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させてく下さったのです。(コロサイ人への手紙1:13~1:20)』と。

     この世界を支えておられるのは、御子イエス・キリストです。そして世界は、まっしぐらに終末に向かっていますが、まだ時間は残されています。
     必ず日本に大きなリバイバルがやって来ます。そして、花婿である主イエス様が、花嫁である「公の教会」を迎えに来られるのです。

     さてパウロが引用しました『私たちもまたその子孫である』とは、キリキヤ人アラトスの詩です。その意味は、アテネのギリシャ人は、他の野蛮人と違って、ゼウスの神の子孫であると、誇っていると言うことです。

     もちろんパウロは、その意味を知っていて話しています。そして、
    「そのように私たちは神の子孫ですから、神を、人間の技術や工夫で造った金や銀や石などの像と同じものと考えてはいけません。」と続けているのです。

     今パウロは、「知られない神」の祭壇に祀られている神について、それが誰であるのかを解き明かしています。つまり、彼らが信じているゼウスではなく、主イエス・キリストこそが、創造主なる真の神様であることを教え、彼らの間違いを正そうとして、彼らの詩人からの言葉を持って来たのです。》

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