◇◆◇日々のみ言葉
2020年1月20日(月)
◎聖書箇所【使徒の働き20章6節~7節】
20:6 種なしパンの祝いが過ぎてから、私たちはピリピから船出し、五日かかってトロアスで彼らと落ち合い、そこに七日間滞在した。
20:7 週の初めの日に、私たちはパンを裂くために集まった。そのときパウロは、翌日出発することにしていたので、人々と語り合い、夜中まで語り続けた。
◎ショートメッセージ
《昨日と同じ箇所からとなります。
「種なしパンの祝い」を、ピリピ教会で祝ったパウロとルカは、ピリピの港町から出航し、五日かかってトロアスに到着しました。
そこで、すでに待機していたソパテロ、アリスタルコとセクンド、ガイオとテモテ、テキコとトロピモと合流したのです。
そして、「週の初めの日」すなわち日曜日に、彼らは再びパンを裂くために集まったとあります。そうなりますと、もしかしましたら、それまでは数組に分かれて宿泊していた可能性も考えられます。
しかも集まったのは、彼らだけではなく、トロアスの他の兄弟たちも集まっていたようです。なぜなら、この後、ちょっとした事件が起きるからです。
さて、「翌日」とは、ユダヤ暦では午後6時から、新しい一日が始まりますから、集まったのは日曜日の夕方であったのですが、日が変わって月曜日となっていました。そして、夜中まで語り続けたと言うのです。
ここから、主イエス様を中心とした「主にある交わり」がいかに素晴らしいものであるかが分かると言うものです。
だからこそ、主にある兄弟姉妹は、集まることをやめてはならないのです。
そして主イエス様が言われた通りなのです。
『「ふたりでも三人でも、私の名において集まる所には、私もその中にいるからです。」(マタイの福音書18:20)』と。
またヘブル人の手紙の著者もこのように勧めています。
『ある人々のように、一緒に集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。(ヘブル10:25)』と。
ヘブル人の手紙の著者は、パウロあるいはバルナバではないかと伝えられていますが、私はパウロであると思っています。
教会は共に集まり、主イエス様と主にある兄弟姉妹が、「交わり(コイノニア)」をする場所でもあるのです。》