• 日々のみ言葉 2020年4月17日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年4月17日(金)

    ◎聖書箇所【使徒の働き24章27節】
    24:27 二年たって後、ポルキオ・フェストがペリクスの後任になったが、ペリクスはユダヤ人に恩を売ろうとして、パウロを牢につないだままにしておいた。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日は、今までの復習でした。今日は、昨日と同じ箇所からとなります。ユダヤ暦では、数えですので、丸二年ではなく、カイザリヤに来た年を越して、次の年と言うことになるかと思います。

     今日、考えて見たいことは、この二年間について、ルカはたった一言、「二年たって後」としか書いていないことです。
     ルカは、ローマにおいて、パウロの世話をしていましたし、その監修の下に、「福音書」と続編となる「使徒の働き」を執筆していましたから、この時の様子について詳しく書き記すことが出来たはずです。
     それにも関わらず、この一言しか書くことがなかったことは、神様はこの二年間、パウロに対して沈黙していたことが考えられるのです。

     神様は、あえて沈黙される時があるのです。もしパウロが神様の言葉に従っていたら、この無駄と思えるような二年間を送ることはなかったはずなのです。

     使徒の働きの21章には、御霊によるパウロへの忠告が書き記されています。
    『私たちは彼らと別れて出帆し、コスに直航し、翌日ロドスに着き、そこからパタラに渡った。そこにはフェニキヤ行きの船があったので、それに乗って出帆した。
     やがてキプロスが見えて来たが、それを左にして、シリヤに向かって航海を続け、ツロに上陸した。ここで船荷を降ろすことになっていたからである。
     私たちは弟子たちを見つけ出して、そこに七日間滞在した。彼らは、御霊に示されて、エルサレムに上らぬようにと、しきりにパウロに忠告した。しかし、滞在の日数が尽きると、私たちはそこを出て、旅を続けることにした。彼らはみな、妻や子どもも一緒に、町はずれまで私たちを送って来た。そして、ともに海岸にひざまずいて祈ってから、私たちは互いに別れを告げた。それから私たちは船に乗り込み、彼らは家へ帰って行った。
     私たちはツロからの航海を終えて、トレマイに着いた。そこの兄弟たちにあいさつをして、彼らの所に一日滞在した。翌日そこを立って、カイザリヤに着き、あの七人のひとりである伝道者ピリポの家にはいって、そこに滞在した。この人には、預言する四人の未婚の娘がいた。
     幾日かそこに滞在していると、アガボという預言者がユダヤから下って来た。彼は私たちの所に来て、パウロの帯を取り、自分の両手と両足を縛って、「『この帯の持ち主は、エルサレムでユダヤ人に、こんなふうに縛られ、異邦人の手に渡される。』と聖霊がお告げになっています。」と言った。
     私たちはこれを聞いて、土地の人たちと一緒になって、パウロに、エルサレムには上らないよう頼んだ。
     するとパウロは、「あなたがたは、泣いたり、私の心をくじいたりして、いったい何をしているのですか。私は、主イエスの御名のためなら、エルサレムで縛られることばかりでなく、死ぬことさえも覚悟しています。」と答えた。彼が聞き入れようとしないので、私たちは、「主のみ心のままに。」と言って、黙ってしまった。(使徒の働き21章1節~14節)』と。

     神様の言葉に従うことこそが、私たちに求められているのです。明日も同じ箇所からです。》

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