• 日々のみ言葉 2020年6月11日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年6月11日(木)

    ◎聖書箇所【使徒の働き28章3節~6節】
    28:3 パウロがひとかかえの柴をたばねて火にくべると、熱気のために、一匹のまむしがはい出して来て、彼の手に取りついた。
    28:4 島の人々は、この生き物がパウロの手から下がっているのを見て、「この人はきっと人殺しだ。海からはのがれたが、正義の女神はこの人を生かしてはおかないのだ。」と互いに話し合った。
    28:5 しかし、パウロは、その生き物を火の中に振り落として、何の害も受けなかった。
    28:6 島の人々は、彼が今にも、はれ上がって来るか、または、倒れて急死するだろうと待っていた。しかし、いくら待っても、彼に少しも変わった様子が見えないので、彼らは考えを変えて、「この人は神さまだ。」と言いだした。

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からとなります。

    「マルタ島の人々は私たちに非常に親切にしてくれた」とルカは書き記しています。もちろん「私たち」とは、パウロとアリスタルコとルカ自身を含む、アレキサンドリヤの船に乗っていた276名のことです。
    「おりから雨が降りだし、寒かったので、島の人々は火を炊いて私たちみなをもてなしてくれた」ことも特記しています。
     この雨も恵みではなかったのではないでしょうか。なぜなら彼らは、海を泳いだのです。服も体も髪の毛も塩水につかっています。真水によって、海水が少しでも洗い流されれば、気持ちが良いものではないでしょうか。

     ある程度暖まって来て、濡れていた服も乾き始めました。その時、パウロは焚き火に柴を足したのです。その柴にまむしが潜んでいたようです。柴からはい出してパウロの手にかみつきました。もちろんパウロも驚き、痛みを感じたはずです。しかし、彼はパニックになるようなことをせず、落ち着いてまむしを火の中に払い落とします。

     私ならば、間違いなく大パニックに陥ってしまいます。しかし、なぜパウロは、こんなにも落ち着いた態度を取ることが出来たのでしょうか。
     それは「死の問題」を解決しているからです。

     我が師である尾山令仁先生は、92歳でYouTube「ルンルンおじいチャンネル」を昨年から始めました。何と週間ポストからインタビューされ、本に掲載されたとのことです。日本最高齢のYouTuberだそうです。

     その画像の一つに、「新型コロナウィルス・バージョン」があります。その中において、明確に「死の問題」について話されています。

     それによりますと、
     私たちが永遠に生きる為に、主イエス・キリストが身代わりとなって十字架にかかられ死んで下さいました。自分の罪を悔い改め、主イエスの十字架と復活を信じ受け入れる者は、罪が赦され、すでに「永遠のいのち」を持っており、死の問題は解決済みであると言うことです。

     パウロは、一度死んでいます。ユダヤ人による「石打ちの刑」によって。その時に「第三の天」にまで引き上げられ、再び地上に戻されたのです。彼は、死を経験しているのです。明日も引き続き同じ箇所です。》

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