◇◆◇日々のみ言葉
2020年7月13日(月)
◎聖書箇所【マタイの福音書1章24節~25節】
1:24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
1:25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。
◎ショートメッセージ
《マタイの福音書第1章の最後の箇所となります。
「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救って下さる方です。」
ヨセフが、マリヤのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現われました。ここで一つ思うことがあります。
それは、御使いガブリエルはマリヤに対しては、直接見える姿で現われた事に対して、夫となるヨセフには、なぜ夢と言う形で現われたのでしょうか。
おそらく、この御告げがあった時には、ヨセフは一人で眠っていたはずです。その時に、御使いガブリエルが、見える姿で現われ、直接ヨセフに真実を告げ知らせた方が早かったのではないでしょうか。
ベツレヘムにおいて主イエスが生まれた時、同じように夢で告げ知らされるのです。
『彼らが帰って行ったとき、見よ、主の使いが夢でヨセフに現われて言った。「立って、幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい。そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。」(マタイの福音書2:13)』
そしてエジプトで避難していた時にも、
『ヘロデが死ぬと、見よ、主の使いが、夢でエジプトにいるヨセフに現われて、言った。
「立って、幼子とその母を連れて、イスラエルの地に行きなさい。幼子のいのちをつけねらっていた人たちは死にました。」(マタイの福音書2:19~2:20)』と。
また、東方の三人の博士たちに対しても、
『それから、夢でヘロデの所へ戻るなという戒めを受けたので、別の道から自分の国へ帰って行った。(マタイの福音書2:12)』と言うように。
しかし、主イエスがよみがえられた時、マグダラのマリヤと女たちに対しては、御使いは見える姿で現われます。
『さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方、マグダラのマリヤと、ほかのマリヤが墓を見に来た。すると、大きな地震が起こった。それは、主の使いが天から降りて来て、石をわきへころがして、その上にすわったからである。その顔は、いなずまのように輝き、その衣は雪のように白かった。(マタイの福音書28:1~28:3)』
これは、私(筆者)の勝手な憶測ですが、このような推測が成り立ちます。すなわち女性は信じることがたやすく出来ると言うことです。しかし男性は疑い深く、なかなか信じようとはしないと言うことを、暗に教えているのではないでしょうか。
明日も同じ箇所からとなります。》