• 日々のみ言葉 2020年8月20日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2020年8月20日(木)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書4章23節】
    4:23 イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。

    ◎ショートメッセージ
    《主イエスはガリラヤ湖のほとりを歩いていました。おそらく朝早い時間であったかと思われます。
     シモン・ペテロとその弟アンデレが、湖で網を打っていたのです。彼らは漁師だったからです。もちろんペテロは舟を持っておりました。しかし、この時にはなぜか舟ではなく、岸辺から投げ網漁を行なっていたようです。

    「私について来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。」

     すると彼らはすぐに網をその場に置いて従ったとあります。「捨て」たのではないと思います。私は置いたと思います。なぜなら、主イエスが復活された後、ガリラヤ湖で再び漁を行なうことが、ヨハネの福音書には描かれているからです。

     そこから、さらに先に行きますと、ゼベダイの子ヤコブとその弟ヨハネが、父ゼベダイと一緒に舟の中で網を繕っているのが見えました。おそらく彼らは、戻って来たばかりなのでしょう。主イエスは二人を呼ばれます。

     この場面でも、様々なメッセージでは
    、主イエスはヤコブとヨハネと初めて出会ったかのように語られることが多いのですが、「主は二人を呼ばれた」のです。人は人を呼ぶときに、どのように呼ぶのでしょうか。

    「おい」「そこの」「おまえ」でしょうか。

     私たちには名前があるのです。この時、主イエスは、愛を込めて、ペテロとアンデレ、そしてヤコブとヨハネの名前を呼ばれたのです。

     ヤコブとヨハネは、すぐに舟も父も残して主イエスに従ったと有ります。ところで、あと二人の弟子はどこに行ったのでしょうか。ピリポとナタナエル(バルトロマイと同一人物)の二人です。
     ピリポは「ベツサイダ」の出身です。彼は友人であるナタナエルを主イエスに引き合わせたのです。よって、ナタナエルはピリポと同じくベツサイダの出身である可能性は高いのです。また使徒ヨハネは、ピリポはシモン・ペテロと弟アンデレと、同じベツサイダの出身であることを書き記しています。この二人は、「カナの婚礼」に出席しています。
     考えられますことは、二人でベツサイダに戻ったか、あるいは、すでに主イエスと共に行動していたことです。

    『イエスはガリラヤ全土を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。』
     主と六人の弟子たち、合計7名の「主イエス・チーム」の一行は、最初のガリラヤ宣教に携わったのです。》

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