◇◆◇日々のみ言葉
2020年11月20日(金)
◎聖書箇所【マタイの福音書7章13節~14節】
7:13 「狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。
7:14 いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。」
◎ショートメッセージ
《一昨日、そして昨日と同じ箇所からとなります。明日は先に行きます。
今日は、この箇所からの最後の学びとなります。三つのことについて、復習したいと思います。
一つ目は、「滅び」についてです。
聖書は、明確にハデス、すなわち地獄の存在のことを書き記しています。
黙示録によりますと、
『また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行ないに応じてさばかれた。
海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行ないに応じてさばかれた。それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である。
いのちの書に名のしるされていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。また私は、大きな白い御座と、そこに着いておられる方を見た。地と天はその御前から逃げ去り、跡形もなくなった。(ヨハネの黙示録20:11~20:15)』と、書き記されています。
「火の池」こそ地獄なのです。
二つ目は、「いのち」についてです。
ヨハネの福音書には、
『神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。(ヨハネの福音書3:16~3:17)』と書き記されています。
この二つの聖書箇所から分かりますように、「永遠の滅び」と「永遠のいのち」は、実存します。「地獄」と「天国」は、真にリアルなのです。
そして三つ目は、「門」についてです。
門にはカギが有ります。それは外側にはついていません。内側についています。よって、今、開いている門は、やがて閉じられる時が来ることを意味しています。それは広い門の方ではありません。狭い門の方です。
その門が閉じられたのなら、もう誰も入ることが出来なくなってしまいます。なぜなら、その門が開くことは、もう二度と無いからです。
それだからこそ、
「いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれ」なのです、と主イエスは言われるのです。》