◇◆◇日々のみ言葉
2020年11月24日(火)
◎聖書箇所【マタイの福音書7章21節~23節】
7:21「私に向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられる私の父のみ心を行なう者がはいるのです。
7:22 その日には、大ぜいの者が私に言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇蹟をたくさん行なったではありませんか。』
7:23 しかし、その時、私は彼らにこう宣告します。『私はあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。私から離れて行け。』」
◎ショートメッセージ
《今日の聖書箇所における主イエス様の教えは、非常に厳しいものがあります。現代訳を掲載します。
7:21「私に向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天国にはいるのではなく、天にいらっしゃる私のお父様のみ心を行なう人だけがはいれるのです。
7:22 最後の日には、多くの人たちが私にこう言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたのお名前によって預言をし、あなたのお名前によって悪霊を追い出し、あなたのお名前によってたくさんの奇蹟を行なったではありませんか。』
7:23 しかしその時、私は彼らにはっきりとこう言います。『私はお前たちとは全然関係がない。悪いことをする者たち。私から離れ去れ。』」
主イエス様のこの言葉をどのように解釈したら良いのでしょうか。
ここで言われている者は、間違いなく主イエス様を知っている者です。しかも主イエスの名によって、預言をし、悪霊を追い出し、奇蹟をたくさん行なったと言うのです。 その彼らに向かって、最後の日、「白い御座のさばき」の場において言われるのです。
「私はあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。私から離れて行け。」と。
現代訳では、「私はお前たちとは全然関係がない。悪いことをする者たち。私から離れ去れ。」となっています。
もし、最後の審判の席において、「私はあなたがたを全然知らない。私はお前たちとは全然関係がない。」と言われたとしたら、何と言うショッキングなことでしょう。
しかも、追い打ちをかけるように、「私から離れ去れ。」と言われるのです。
一つ考えられますことは、「あなたの名によって」と言う言葉です。主イエスの御名には権威があり力があります。たとえ、救われていないとしても、主の御名を用いて、預言や悪霊からの解放と奇跡を行なうことが出来ると言うことです。
もちろんその人自身に行なう力と権威があるのではなく、主イエスの御名を通して、神様が行なわれるのです。
しかし、この人は救われてはいませんから、当然御国には、はいれないことになります。
「天におられる私の父のみ心を行なう者」が天の御国にはいれると言うことですが、「天のお父様のみ心は、「永遠のいのち」ですから、主イエス様を心から信じ従い、永遠のいのちをいただいた者が御国にはいれることになります。
明日も同じ箇所からです。》