◇◆◇日々のみ言葉
2020年12月21日(月)
◎聖書箇所【マタイの福音書8章23節~27節】
8:23 イエスが舟にお乗りになると、弟子たちも従った。
8:24 すると、見よ、湖に大暴風が起こって、舟は大波をかぶった。ところが、イエスは眠っておられた。
8:25 弟子たちはイエスのみもとに来て、イエスを起こして言った。「主よ。助けて下さい。私たちはおぼれそうです。」
8:26 イエスは言われた。「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちだ。」それから、起き上がって、風と湖をしかりつけられると、大なぎになった。
8:27 人々は驚いてこう言った。「風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」
◎ショートメッセージ
《引き続き、同じ箇所です。明日は先に行きましょう。
現代訳を掲載します。
『8:23 イエスが舟にお乗りになると、弟子たちも従った。
8:24 するとその時、湖にひどい暴風が起こって、舟は大波をかぶってしまった。ところが、イエスは眠っておられた。
8:25 弟子たちは、イエスのみもとに来て、イエスを起こして言った。「主イエス様。助けて下さい。私たちはおぼてしまいます。」
8:26 すると、イエスは彼らに言われた。「どうしてこわがるのか。何と小さな信仰なのか。」それから、起き上がって、風と湖とをおしかりになると、大なぎになった。
8:27 人々は驚いてこう言った。「風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどなたなのでしょう。」』
今日は、弟子たちがお互いに語り合った言葉について考えて見ましょう。
「風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」
そして現代訳では、
「風や湖までが言うことを聞くとは、いったいこの方はどなたなのでしょう。」となっています。
若干ニュアンスが違っています。
しかし、深く考えて見ますと、新改訳では、弟子たちに取ってはまるで他人の事のように聞こえてきます。
キリスト教は、単なる「教え」ではありません。主イエス・キリストと言う人格を持った真の神様との関係の上に成り立つ宗教です。宗教と言うよりも、真実であり真理です。
大切なことは、この時の弟子たちにとって、主イエスはどのようなお方であったかと言うことです。
もっと言うならば、あなたにとって、そして私にとって、このお方はどなたであるかと言うことなのです。
2020年もあと残すのは、今日を含めて11日となりました。世界や日本も、中国の武漢から始まった新型コロナ・ウィルスによって、想像を絶する大きなダメージを受けました。その激震の年が終わろうとしています。世界はまさしく主イエス・キリストの再臨に向けて、カウントダウンが始まったと言っても良いかと思われます。
この世界を真に支配しておられるのは、主イエス様なのです。そのお方はあなたにとって、どのようなお方なのでしょうか。どなたなのでしょうか。
このお方以外に、救い主はおられないのです。このお方だけが、唯一の希望、真の光なのです。キリスト教とは、あなたとこのお方との関係なのです。》