◇◆◇日々のみ言葉
2020年12月30日(水)
◎聖書箇所【第Ⅰテサロニケの手紙5章16節~18節】
5:16 いつも喜んでいなさい。
5:17 絶えず祈りなさい。
5:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
◎ショートメッセージ
《今日は、2020年の年頭聖句となります。
使徒パウロはお勧めをしてはいません。これは命令形で書かれています。よって、本来ならば、
「いつも喜べ」
「絶えず祈れ」
「すべての事について、感謝せよ」となります。
しかも、「これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることである」と続くのです。
この箇所を示されてから、あっという間に一年が過ぎようとしています。今年ほど、時間の経つのが早い一年はなかったような気がいたします。また季節感がまったくない一年のように感じられたのは、私だけでしょうか。
さて、この一年間を通して、痛烈に学ばせていただいたことは、
いかに「いつも喜ぶ」ことが出来ないのか、
いかに「絶えず祈る」ことが出来ないのか、そして、
いかに「すべての事について感謝する」ことが出来ないのかと言うことです。
頭では分かっています。知識では、このことの必要性を十分理解しているつもりです。しかし、新型コロナ・ウィルス・パンデミックの影響でしょうか、どうしてもそれが出来ないのです。
よって何が分かったのかと言いますと、私自身、心の憶測のもっとも深い所においては、主イエス様を実は信頼していないと言うことをです。どうしても、現実や常識が目の前にちらついて来るのです。
そして、これを執筆していて、さらに分かったことが有ります。それは、
「いつも喜ぶこと」が出来ない、
「絶えず祈ること」が出来ない。
「すべての事について感謝すること」が出来ない自分自身を見つめ、受け入れて初めて、この命令を実行するスタート地点に立てると言うことをです。
自分だけの力では出来ないのです。聖霊様の力を借りなければ、出来ないのです。それゆえ、主にあって出来ることなのです。
私はもう一度挑戦したいと願っています。「いつも喜ぶ」ことを、「絶えず祈る」ことを、そして「すべての事について感謝する」ことを。もう一度。》