◇◆◇日々のみ言葉
2021年2月1日(月)
◎聖書箇所【マタイの福音書9章23節~25節】
9:23 イエスはその管理者の家に来られて、笛吹く者たちや騒いでいる群衆を見て、
9:24 言われた。「あちらに行きなさい。その子は死んだのではない。眠っているのです。」すると、彼らはイエスをあざ笑った。
9:25 イエスは群衆を外に出してから、うちにおはいりになり、少女の手を取られた。すると少女は起き上がった。
◎ショートメッセージ
《主イエスが、初めて死人を生き返らせた奇跡の出来事について引き続き学びます。明日は先に行きましょう。
再度、ルカの福音書における並行記事を掲載します。
『イエスがまだ話しておられる時に、会堂管理者の家から人が来て言った。
「あなたのお嬢さんはなくなりました。もう、先生を煩わすことはありません。」
これを聞いて、イエスは答えられた。
「恐れないで、ただ信じなさい。そうすれば、娘は直ります。」
イエスは家にはいられたが、ペテロとヨハネとヤコブ、それに子どもの父と母の他は、だれも一緒にはいることをお許しにならなかった。人々はみな、娘のために泣き悲しんでいた。しかし、イエスは言われた。
「泣かなくてもよい。死んだのではない。眠っているのです。」
人々は、娘が死んだことを知っていたので、イエスをあざ笑っていた。しかしイエスは、娘の手を取って、叫んで言われた。
「子どもよ。起きなさい。」
すると、娘の霊が戻って、娘はただちに起き上がった。それでイエスは、娘に食事をさせるように言いつけられた。両親がひどく驚いていると、イエスは、この出来事をだれにも話さないように命じられた。(ルカの福音書8:49~8:56)』となっています。
今日は、主イエスが泣き悲しんでいる人々に向かって言われた言葉について、考えて見ます。
マタイは、
「あちらに行きなさい。その子は死んだのではない。眠っているのです。」
マルコは、
「なぜ取り乱して、泣くのですか。子どもは死んだのではない。眠っているのです。」
そしてルカは、
「泣かなくてもよい。死んだのではない。眠っているのです。」となっています。
主は「眠っているのです」と言われましたが、ヤイロの娘は間違いなく死んだのです。主は、愛する友であるラザロの死の時にも、同じように言われています。
『「私たちの友ラザロは眠っています。しかし、私は彼を眠りからさましに行くのです。」そこで弟子たちはイエスに言った。
「主よ。眠っているのなら、彼は助かるでしょう。」
しかし、イエスは、ラザロの死のことを言われたのである。だが、彼らは眠った状態のことを言われたものと思った。(ヨハネの福音書11:11~11:13抜粋)』と。
この言葉から学ぶことは、私たちの肉体は、やがて確かに朽ちて行きますが、私たちは魂を持った霊であって、肉体と言う家に住んでいるだけだと言うことです。霊は不滅です。なぜなら神様がそのように人間を造られたからです。
そして主イエスご自身がよみがえられたように、すべての人が、その人の肉体を伴って復活する時が必ずやって来ることを教えているのです。それゆえ「眠っている」と言われたのです。》