• 日々のみ言葉 2021年2月11日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年2月11日(木)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書10章1節~4節】
    10:1 イエスは十二弟子を呼び寄せて、汚れた霊どもを制する権威をお授けになった。霊どもを追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいを直すためであった。
    10:2 さて、十二使徒の名は次のとおりである。まず、ペテロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、
    10:3 ピリポとバルトロマイ、トマスと取税人マタイ、アルパヨの子ヤコブとタダイ、
    10:4 熱心党員シモンとイエスを裏切ったイスカリオテ・ユダである。

    ◎ショートメッセージ
    《マタイの福音書の学びも、昨日より第10章に入りました。昨日と同じ箇所からとなります。

     マタイの福音書には、主イエスが十二使徒を選ばれたことについての記事と、十二使徒を派遣するまでの間の彼らの教育、訓練についての記事はありません。しかし明らかに、十二使徒の適任と教育と訓練の期間があったのです。
     主イエスは、公生涯において、確かに多くの奇跡や癒しや不思議を成されましたが、一番大きな働きはと言えば、十二使徒を選び訓練することにあったのです。

     ここから、現在の教会の働きとも言うべき「弟子訓練」のミニストリーが起こりました。
    何度も言いますが、伝道や宣教の働きは、伝道師や宣教師、そして牧師等のフルタイムの献身者だけの使命ではなく、一番それを担うべき者は、信徒たち一人一人なのです。

     主イエスは、「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫の為に働き手を送って下さるように祈りなさい。」と弟子たちに教えられました。この事は、今から二千年前だけの話ではなく、現在においても同じく急務なのです。

     現在、新型コロナ・ウィルス感染の為に、まさに医療現場において「働き手」が少ない状況が続いています。
     一年前に、このような事態になることは分かっていながらも、政府は専門家の意見に耳を傾けず、手を打とうとはしませんでした。
     まさに「無能な政治家や指導者」が立つこの日本は、主イエスが言われたように、「羊飼いのいない哀れな羊の集まり」とも言うべきでしょう。

     しかし、私たちは真理を知っています。主イエス・キリストだけが、私たちのすべてを支配する主権者であると言うことを。
     悪魔、悪霊、そしてコロナウィルスは「死」を持って来ます。しかし主イエス・キリストは、「命」を持って来られるのです。しかもそれは、単なる「命」ではなく、「永遠の命」なのです。

     私たちは、このお方を証しするのです。このお方こそが、真の神様です。創造主なるお方です。この方によって、宇宙も、地球も、そしてすべての生き物も造られたのです。その最高傑作が私たち人間なのです。

     さて、主イエスは「十二使徒」を任命されました。人々に遣わす為。そして私たち一人一人も任命されています。主の証し人として。

     主イエスは言われます。
    『「あなたがたが私を選んだのではありません。私があなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたが私の名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」(ヨハネの福音書15:16)』と。
     私たちには任務が与えられています。》

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