◇◆◇日々のみ言葉
2021年3月10日(水)
◎聖書箇所【マタイの福音書10章40節~41節】
10:40「あなたがたを受け入れる者は、私を受け入れるのです。また、私を受け入れる者は、私を遣わした方を受け入れるのです。
10:41 預言者を預言者だというので受け入れる者は、預言者の受ける報いを受けます。また、義人を義人だということで受け入れる者は、義人の受ける報いを受けます。」
◎ショートメッセージ
《今日のみ言葉において、主イエス様の言われていることは、かなり難しい内容だと思われます。
ここでも、分かりやすくする為に、現代訳を掲載します。
『「私の弟子であるあなたがたを受け入れる人は、私を受け入れる人です。そして、私を受け入れる人は、私をこの世に遣わして下さった天のお父様を受け入れる人です。
預言者と言うことで、あなたがたを受け入れる人は、預言者の受ける報いを受け、神様を敬う人ということで、あなたがたを受け入れる人は、神様を敬う人の報いを受けます。」』
現代訳からも分かりますように、主語は「派遣される弟子たちを受け入れる人」であることが分かります。
そして、これは当時のことだけではなく、今現在においても、「主を信じ従う者たちを受け入れる人」のことをも指しています。
弟子たちが語る言葉としるしを受け入れる人は、主イエス様ご自身を受け入れる事とされ、そして、主イエス様を受け入れる人は、天のお父様を受け入れる事とされる、と言われています。
さらに、主イエス様が言われている「預言者」とは、モーゼに神様が約束された「あの預言者」を指し示していると思われます。すなわち、弟子たちが「主イエス様こそ、あの預言者です」と言う証しを受け入れる人は、預言者であられる主イエス様の報いを受けることになります。
また「神を敬う人」と言うことは、主イエス様こそ、神の御子であることを、宣べ伝えている弟子たちのことであって、神様が弟子たちを派遣したことを受け入れる人は、同じく神を敬う人、すなわち弟子たちが受けるべき報いを共に受けることになるという意味です。
要するに、弟子たちを受け入れた人は、弟子たちが受けるべき神様からの報いを、共に受けることになると言うことです。
当時、まだ十字架にかかっておられない主イエスご自身を信じ受け入れても、また弟子たちを通して主イエス様を信じ受け入れても、受け入れた人々は、同じ報いを受ける事になると言う保証が約束されているのです。》