• 日々のみ言葉 2021年4月22日(木)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年4月22日(木)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書12章24節】
    12:24 これを聞いたパリサイ人は言った。「この人は、ただ悪霊どものかしらベルゼブルの力で、悪霊どもを追い出しているだけだ。」

    ◎ショートメッセージ
    《主イエスのもとに、目も見えず、口もきけない人が連れて来られました。この人の不具合は、悪霊が問題であったことが、誰の目にも明らかであったようです。なぜなら、今日の聖書箇所におけるパリサイ人や律法学者たちの言葉が、それを証明しているからです。

     さて、主イエスは悪霊を追い出し、彼を解放し、いやされました。そして口がきけず目が見えなかった人は、話したり、見えるようになったのです。それを見た群衆はみな驚いたのです。

    「この人は、ダビデの子なのだろうか。」

     これは、「メシア」を表わす言葉です。イザヤ書によれば、
    『エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。
     この方は主を恐れることを喜び、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもって寄るべのない者をさばき、公正をもって国の貧しい者のために判決を下し、口のむちで国を打ち、くちびるの息で悪者を殺す。(イザヤ書11:1~11:4)』と書かれています。

    「エッサイの根株から生えた新芽」こそダビデです。そして「その根から出た若枝」こそが「ダビデの子」、すなわち来たるべきメシアなのです。しかし、これを聞いたパリサイ人や律法学者たちは、神様をも怖れないような言葉を吐き出しました。

    「この人は、ただ悪霊どもの頭ベルゼブルの力で、悪霊どもを追い出しているだけだ。」

     これこそが、使徒ヨハネが言う「死に値する(至る)罪」であり、「赦されない罪」なのです。これは、真に聖霊様を侮辱する事なのです。

    『だれでも兄弟が死に至らない罪を犯しているのを見たなら、神に求めなさい。そうすれば神はその人のために、死に至らない罪を犯している人々に、いのちをお与えになります。死に至る罪があります。この罪については、願うようにとは言いません。(第Ⅰヨハネ5:16)』と、ヨハネは警告しています。

     明日も同じ箇所からとなります。》

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