◇◆◇日々のみ言葉
2021年8月27日(金)
◎聖書箇所【マタイの福音書18章18節】
18:18「まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。」
◎ショートメッセージ
《もう一度、主イエスが初めて「教会」と言う奥義について話された箇所を掲載します。今回は現代訳を掲載します。
マタイの福音書の現代訳では、
『イエスは、ピリポ・カイザリヤの地方に来られたとき、弟子たちに尋ねて言われた。「この世の人々は、私を誰だと言っていますか。」彼らは言った。
「ある人々は、バプテスマのヨハネだと言っておりますし、また、他の人々は、エリヤだととか、エレミヤだとか、要するに、預言者の一人だと言っております。」
イエスは彼らに言われた。
「それでは、あなたがたは、私を誰だと言うのですか。」
シモン・ペテロが答えて言った。
「あなたは、生けておられる神の御子キリスト様です。」
そこで、イエスは、彼に言われた。「ヨナの子シモン。あなたは幸いです。あなたにこれを教えたのは、人間ではなく、天のお父様です。それで、私もあなたに言いましょう。あなたは、堅い石のペテロです。私は、本当に堅い岩である私の上に自分の教会を建てます。悪魔の力もこれに打ち勝つことはできません。
私は、あなたに天国の権能をゆだねます。あなたがこの地上の教会で行使する権能は、天のお父様からのものです。」(マタイの福音書16:13~16:19)』
と、書かれていて、かなり意訳されています。特に、主イエスが言われた最後の方の言葉は、教会戒規の教えであることがうかがえるのです。
実は、マタイの福音書16章19節と、本日のみ言葉とは、ほとんど同じです。つまり主イエスは、このことを二回に渡って言われたことになるわけです。
現代訳からも分かりますように、教会において、神の子どもたちの集まりである「愛の共同体」の中で、故意に罪を犯す者、また教会の秩序を乱す者については、その群れの指導者が、父なる神様から委譲された権能の元に、その者を取り除きなさいと言うことです。
もちろん、慎重になすべきことは、言うまでもありません。また悔い改めの機会を与えることも大切です。》