◇◆◇日々のみ言葉
2021年8月28日(土)
◎聖書箇所【マタイの福音書18章18節】
18:19「まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうち二人が、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられる私の父は、それをかなえて下さいます。
18:20 二人でも三人でも、私の名において集まる所には、私もその中にいるからです。」
◎ショートメッセージ
《主イエスが、教会の戒規について、また十二使徒たちに与えられた権能についての教えを引き続き学んでいます。
もう一度、その箇所を掲載したいと思います。
『「また、もし、あなたの兄弟が罪を犯したなら、行って、二人だけのところで責めなさい。もし聞き入れたら、あなたは兄弟を得たのです。
もし聞き入れないなら、他に一人か二人を一緒に連れて行きなさい。二人か三人の証人の口によって、すべての事実が確認されるためです。
それでもなお、言うことを聞き入れようとしないなら、教会に告げなさい。教会の言うことさえも聞こうとしないなら、彼を異邦人か取税人のように扱いなさい。
まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。」(マタイの福音書18:15~18:18)』と、なっています。
この後に続く文節が、今日のみ言葉になります。主イエスの語られた言葉もそうですが、聖書のみ言葉は文脈から判断すべきだと、私は神学校で教えられました。
教会員の一人が罪を犯したことが分かりました。それを知った友人が、その人の所に行き忠告し、悔い改めを迫ったのです。
しかし、彼が聞き入れない場合は、もう一人、もしくは二人の教会の指導的立場のある者とその友人と会って悔い改めを迫り、それでも聞き入れないなら、教会員全員に知らせて、その人の為に取りなしを祈り、そして、再度悔い改めを迫りなさい、と言うことだと思うのです。
よって、
「まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。」と言うことは、取りなしの祈りの奥義なのです。
そして、今日のみ言葉につながります。
「まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうち二人が、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられる私の父は、それをかなえて下さいます。二人でも三人でも、私の名において集まる所には、私もその中にいるからです。」
けれども、最終的に、どうしても悔い改めない場合には、教会は戒規を執行し、彼を除くことになることは言うまでもないことです。しかし、そのような者に、果たして本物の信仰があると言えるのでしょうか。》