• 日々のみ言葉 2021年9月20日(月)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2021年9月20日(月)

    ◎聖書箇所【マタイの福音書20章1節~7節】
    20:1「天の御国は、自分のぶどう園で働く労務者を雇いに朝早く出かけた主人のようなものです。
    20:2 彼は、労務者たちと一日一デナリの約束ができると、彼らをぶどう園にやった。
    20:3 それから、九時頃に出かけてみると、別の人たちが市場に立っており、何もしないでいた。
    20:4 そこで、彼はその人たちに言った。『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい。相当のものを上げるから。』
    20:5 彼らは出て行った。それからまた、十二時頃と三時頃に出かけて行って、同じようにした。
    20:6 また、五時頃出かけてみると、別の人たちが立っていたので、彼らに言った。『なぜ、一日中仕事もしないでここにいるのですか。』
    20:7 彼らは言った。『誰
    も雇ってくれないからです。』彼は言った。『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい。』」

    ◎ショートメッセージ
    《昨日と同じ箇所からです。
    「天の御国」とは、まさに天国のことです。主イエスは言われました。
    『「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、また私を信じなさい。私の父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、私は場所を備えに行くのです。私が行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたを私のもとに迎えます。私のいる所に、あなたがたをもおらせるためです。(ヨハネの福音書14:1~14:3)』

     私たちの国籍は間違いなく「天」です。この「世」は、まさに仮の住まいなのです。主イエスは、このたとえの中で、「天の御国」を「ぶどう園」にたとえています。
     そして、そこで働く「労務者」とは、私たち救われた者、すなわちクリスチャンを指しています。また、「朝早く出かけた主人」とは、神様のことであり主イエス様のことです。なぜなら「労務者」を見つけるのは、「主人」すなわち神様であり、主イエス様なのです。

     そして、彼らと「一デナリ」の約束が出来ると、彼らをぶどう園に遣わします。これと同じことが、九時頃と十二時頃、午後三時頃と午後五時頃と、合計5回行なわれることになります。おそらく最初の者は、午前六時頃ではないでしょうか。
     となりますと、最初の者は約12時間、九時頃の者は9時間、十二時頃の者は6時間、午後三時頃の者は3時間、最後の午後五時頃の者は1時間しか働かないことになります。
     「一デナリ」とは、労務者が一日働いて得ることの出来る当時の賃金の相場です。そして、ついに夕方となり、午後6時の仕事終了の時間となりました。これから、主人による賃金の支払いが行なわれます。そのことについては、明日学んで行きたいと思います。》

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