• 日々のみ言葉 2015年7月3日(金)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2015年7月3日(金)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書1章27節~28節】

    1:27 人々はみな驚いて、互いに論じ合って言った。「これはどうだ。権威のある、新しい教えではないか。汚れた霊をさえ戒められる。すると従うのだ。」
    1:28 こうして、イエスの評判は、すぐに、ガリラヤ全地の至る所に広まった。

    ◎ショートメッセージ

    《悪霊は、大声を上げ、その取り憑いていた人をひきつけさせ、出て行った。マルコはその後の出来事については書き記してはいないが、その悪霊に憑かれていた人は、正気になったはずである。その人の大きな問題は、間違いなく「悪霊に取り憑かれた」ことであった。悪霊から解放されたその人は、主イエスの御元にひれ伏し、もしかしたら弟子となったかも知れない。一番大きな証しとは、主イエスによって触れられて人生を変えられた人、問題を超自然的に解決された人、解放された人その人自身によるものである。もちろん、シナゴークの集会に出席した多くのユダヤ人は、主イエスの権威を目の当たりに見ていて、その目をみはる事実に圧倒され、多くの人々に証したことは当然の成り行きである。それゆえ、イエスの評判は、すぐにガリラヤ全地の至る所に広まった。当時は携帯電話などはあろうはずがないから、人から人への口コミによって広がったことは言うまでもない。
     ここ数日、ショートメッセージにおいて、悪霊と主イエスの対決について書くこととなってしまったが、使徒パウロは、エペソ人への手紙の中に、こう書き記している。
    『終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
     私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。
     これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。』(エペソ6:10~6:17 )
     この勧めからも分かるように、私たちクリスチャンは、悪魔・悪霊との戦闘状態に置かれている。しかも最前線基地にである。私たちは、兵士として戦うために召し出された。私たちの武器は、銃ではなく、「み言葉」「祈り」そして「主イエスの御名」である。そして主イエスに対する「信仰」こそが、勝利の御旗である。今日も「十字架の御旗」をあがめ、戦いに勝利しようではないか。》

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