◇◆◇日々のみ言葉
2021年12月12日(日)
◎聖書箇所【マタイの福音書25章19節~23節】
25:19 「さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。
25:20 すると、五タラント預かった者が来て、もう五タラント差し出して言った。『ご主人さま。私に五タラント預けて下さいましたが、ご覧ください。私はさらに五タラントもうけました。』
25:21 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びを共に喜んでくれ。』
25:22 二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』
25:23 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びを共に喜んでくれ。』」
◎ショートメッセージ
《昨日に引き続き、「天の御国」について、「タラント」のたとえからとなります。今日は中間部となります。
前半を掲載します。
『「天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。
五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。同様に、二タラント預かった者も、さらに二タラントもうけた。ところが、一タラント預かった者は、出て行くと、地を掘って、その主人の金を隠した。」』
さて、約束されて通り、やがて主人は旅から戻って来ます。しかも「よほどたって」からです。実は、ここにも主の再臨がかなり遅れることが預言されています。
弟子たちは、自分たちが生きている間に、再び主イエスがオリーブ山に戻って来ることを信じていました。まさか、あれから二千年近く経った今でも、まだ主は戻って来ないとは、夢にも思わなかったに違いありません。
「十人の娘たち」のたとえにおいても、花婿の到着が遅れるのです。それゆえ、出迎える乙女たちは皆、うとうとと眠ってしまうわけです。しかし、あのたとえにおいては、花婿を家の奥で待っている花嫁は、眠ったとは書かれていないのです。なぜなら、目を覚ましているからです。
教会は、クリスチャンは目を覚ましているべきです。
さて、主人は三人のしもべたちと精算をします。まず五タラント預かった者からです。彼は、もう五タラント差し出して言います。つまり十タラントを見せます。
『ご主人さま。私に五タラント預けてくださいましたが、ご覧下さい。私はさらに五タラントもうけました。』
すると、主人は言うのです。
『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びを共に喜んでくれ。』
明日も同じ箇所からです。》