• 日々のみ言葉 2022年11月2日(水)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2022年11月2日(水)

    ◎聖書箇所【ローマ人への手紙11章30節~32節】
    11:30 ちょうどあなたがたが、かつては神に不従順であったが、今は、彼らの不従順のゆえに、あわれみを受けているのと同様に、
    11:31 彼らも、今は不従順になっていますが、それは、あなたがたの受けたあわれみによって、今や、彼ら自身もあわれみを受けるためなのです。
    11:32 なぜなら、神は、すべての人をあわれもうとして、すべての人を不従順のうちに閉じ込められたからです。

    ◎ショートメッセージ
    《現代訳を掲載します。
    『11:30 それは、あなたがた異邦人が、以前は神に対して不従順であったのに、今はこのイスラエルの民の不従順によって、神のあわれみにあずかっているのと同じように、
     11:31 このイスラエルの民も、今は不従順になっているけれども、やがては、あわれみを受けないとだれが言えるだろうか。
     11:32 というのは、神はいつでも人を救われる時、まず不従順の中に閉じ込められるからである。』

     この箇所ほど、現代訳は名訳と言えるほどに、パウロが伝えたい真意をものの見事に、表現しています。

     実際に、かつての自分自身を見つめてみようではありませんか。私と言えば、神社が大好きで、小学生の頃は熊野神社の境内にある遊技場のブランコで、暗くなるまで、一人で遊んでおりました。おみくじをひくのも大好きでした。ジャラジャラと鈴を鳴らして、賽銭箱に10円玉を投げ入れて、たくさんお祈りし、お願いしました。
     そればかりではありません。お寺に除夜の鐘をつきに、毎年、大晦日の午後11時過ぎには、境内に並んでいたのです。まさしく偶像礼拝そのものでした。

     本当に知らなかったのです。この世界をお造りになられた「創造主」なる神様がおられることを。しかも、その名前が「イエス・キリスト」であることも。パウロの語る通りに、私は、まさに真の神様に対して不従順であったわけです。

     しかし、ある時、私は尾瀬に行き、国民宿舎「尾瀬沼ヒュッテ」の105号室において、サウロと同じように、イエス・キリストに出会ったのです。
     ダマスコ途上で、主と出会ったサウロの驚きが、いかばかりであったのか、私はそれが分かります。本当に驚きました。まさか、神様が、イエス・キリストが、リアルにおられるとは思いもしませんでしたから。

     そして、そのことは、すべては恵みであり哀れみです。なぜ、神様が私を選ばれたのかは分かりません。私は、ただただ感謝するしかないのです。》

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