◇◆◇日々のみ言葉
2022年11月30日(水)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙12章17節】
12:17 だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:17 だれに対しても、悪によって悪に報いず、どんな人の前でも善を計るようにしなさい。』
これと同じ教えが「箴言」に書かれています。
『「悪に報いてやろう。」と言ってはならない。主を待ち望め。主があなたを救われる。(箴言20:22)』と。
まず、「誰に対しても」と言う対象が書かれています。これはクリスチャン同士だけではなく、むしろ一般的な人々との関わりにおいて、当てはまることだと思われます。
しかし、クリスチャン同士であっても、時には行き違いから誤解が生じ、交わりが絶たれる場合も決して無いとはいえません。そのような時に、悪をもって報いてはならないのは、当然のことであるはずです。
多くの場合、この世の人々から悪い物がもたされることが圧倒的かと思われます。なぜなら、以前の私たちもそうでしたが、空中の権威を司る霊に従って歩んでいるからです。
悪魔・悪霊は、そのような人々を用いて、私たちの信仰を奪おうと躍起になっています。私たちは、そのような場合においても、悪を用いて仕返しをしてはならず、善を行なうようにしなさい、とパウロは勧めています。
しかし、これは非常に難しいことです。私たちの我力では無理です。それだからこそ、助け主であられる聖霊様が共にいて下さるのです。》