◇◆◇日々のみ言葉
2022年12月1日(木)
◎聖書箇所【ローマ人への手紙12章18節】
12:18 あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『12:18 できる限り自分の方ではどんな人とでも平和にやっていきなさい。』
この新改訳の訳も、意味が中途半端に感じられます。また、現代訳と比べますと、消極的にも取れるのです。
このパウロの教えは、紛れもなく主イエス様の「山上の垂訓」から来ています。主は弟子たちに言われました。
『「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。」(マタイ 5:9 )』と。
平和は作り出すものであるのです。何もしなくて、訪れるものではありません。今もなお、ウクライナとロシアの戦争が続いています。益々憎しみは深く、そして大きくなっています。この戦争が、プーチン個人の戦争であることは、もはやすべての人々が知る事実です。一人の狂人の強欲によって、ウクライナの数万の人々の命が、そしてロシア兵の十万の兵士の命が失われたのです。今も生きておられる神様の裁きが、このまま何もないとは思えないのです。
さて、パウロはローマ人の教会の兄弟姉妹に勧めています。
「できる限り自分の方ではどんな人とでも平和にやっていきなさい。(現代訳)」
主イエス様は「平和の君」とも言われています。このお方と共に歩むことによって、私たちも平和を作り出せると信じます。
ウクライナに平和が訪れるように、祈り続けようではありませんか。》