• 日々のみ言葉 2015年8月8日(土)

    ◇◆◇日々のみ言葉

    2015年8月8日(土)

    ◎聖書箇所 【マルコの福音書3章26節~27節】

    3:26 サタンも、もし内輪の争いが起こって分裂していれば、立ち行くことができないで滅びます。
    3:27 確かに、強い人の家に押し入って家財を略奪するには、まずその強い人を縛り上げなければなりません。そのあとでその家を略奪できるのです。

    ◎ショートメッセージ

    《主は「悪魔」のことを「サタン」と言われている。「サタン」とは「告発する者」と言う意味である。かつては、御使いの頭であった。天には、数えきれないほどの大勢の御使いがいた。御使いのことを「天使」とも言う。その御使いは、三つの軍勢に分かれていたようである。一つの軍勢の長は、天使ガブリエル。もう一つの軍勢の長は、天使ミカエル。このミカエルは、戦闘天使であることを、ダニエルはその預言書に書き記している。そしてもう一つの軍勢の長が、天使長すなわち御使いの頭であるルシファー(暁の明星)であった。このルシファーは、天使ガブリエルとミカエルの、上に位置する者であった。

     主の弟であるユダによって書かれた「ユダの手紙」には、このように書き記されている。
    『御使いのかしらミカエルは、モーセのからだについて、悪魔と論じ、言い争ったとき、あえて相手をののしり、さばくようなことはせず、「主があなたを戒めてくださるように。」と言いました。(ユダの手紙1:9 )』

     ここから分かることは、今でも神が創造された時の権威が有効になっていることである。しかしやがて、天において大きな戦いが起こり、ミカエルが悪魔に打ち勝ち、悪魔が天から、突き落とされる時が来る。

    『さて、天に戦いが起こって、ミカエルと彼の使いたちは、竜と戦った。それで、竜とその使いたちは応戦したが、勝つことができず、天にはもはや彼らのいる場所がなくなった。こうして、この巨大な竜、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれて、全世界を惑わす、あの古い蛇は投げ落とされた。彼は地上に投げ落とされ、彼の使いどもも彼とともに投げ落とされた。(ヨハネの黙示録12:7~12:9) 』

     ヨハネの黙示録は、これから起こるべきことの預言である。それは、まさしく終わりの時代に起きることである。よってまだこの預言は成就してはいない。

     悪魔であるサタンは、自分の運命を知っている。もちろん手下の悪霊どももである。サタンは、自分に残された時間が、あと僅かであることも知っている。この預言が成就する時は、主の教会が天に引き上げられた後、携挙の後であると信ずる。今後、聖書に書かれてある預言で、成就する預言は教会の携挙である。今日本において、ニコラス・ケイジ主演作「レフト・ビハインド」が上映されている。このシリーズが、すべて映画化されることを祈り始めている。

     悪魔と悪霊の軍事組織は、極めて統率がなされている。そこには、内輪の争いや、分裂などは、ほとんど無いと言っても差し支えない。軍隊であるので、様々な階級が存在することは当然である。トップはもちろん悪魔であり、その下に、主権、力、この暗闇の世界の支配者たち、天にいる諸々の悪霊がいて、一番下に、悪霊どもが位置している。 続けて、主は、このように言われた。

    「確かに、強い人の家に押し入って家財を略奪するには、まずその強い人を縛り上げなければなりません。そのあとでその家を略奪できるのです。」

     悪霊に憑かれた人には、普通、最も支配力のある悪霊の下に、数匹の弱い悪霊がいる。まず最初に、一番力のある悪霊の力を縛ってから、その後で、悪霊を追い出せということである。そうすれば、「その家」つまり、悪霊に取り憑かれた人を、悪霊から解放できるということだ。

     しかし、むやみにこのことを行なうべきではない。もし、この真理を知りたい人は、チャールズ・クラフト著「私たちにゆだねられた神の権威上・下」(プレイズ出版)を読むことを勧めたい。
     悪霊を縛り、悪霊を追い出す権威は、すべてのクリスチャンに与えられている。

    『それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」(マルコの福音書16:15~16:18)』》

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