◇◆◇日々のみ言葉
2023年2月18日(土)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章2節~4節】
1:2 預言者イザヤの書にこう書いてある。「見よ。私は使いをあなたの前に遣わし、あなたの道を整えさせよう。
1:3 荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意し、主の通られる道をまっすぐにせよ。』」そのとおりに、
1:4 バプテスマのヨハネが荒野に現われて、罪が赦されるための悔い改めのバプテスマを説いた。
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からとなります。再度、現代訳を掲載します。
『1:2 神は、預言者マラキやイザヤの預言にこう記しておられる。
「さあ、私は使いをあなたの前に遣わし、あなたの道を整えさせよう。
1:3 荒野で叫ぶ者の声がする。
『主の道を用意せよ。主の通られる道をまっすぐにせよ。』」
そのとおりに、
1:4 バプテスマのヨハネが荒野に現われて、罪が赦されるためには悔い改めなければならないと宣べ伝えていた。そして、悔い改めた者には、その印として、バプテスマを授けていた。』
再度に渡って申し上げていますが、マルコは「バプテスマのヨハネ」が、旧約聖書に預言された「エリヤ」であったと書き記しています。このことは、ヨハネ・マルコが青年であった時に、直接、主イエス様からその教えを聞いていたとも思われますし、またシモン・ペテロから聞いたことは、間違いありません。
主イエスは、弟子たちにこのように言われました。マタイの福音書によりますと、
『そこで、弟子たちは、イエスに尋ねて言った。
「すると、律法学者たちが、まずエリヤが来るはずだと言っているのは、どうしてでしょうか。」
イエスは答えて言われた。
「エリヤが来て、すべてのことを立て直すのです。しかし、私は言います。エリヤはもうすでに来たのです。ところが彼らはエリヤを認めようとせず、彼に対して好き勝手なことをしたのです。人の子もまた、彼らから同じように苦しめられようとしています。」
その時、弟子たちは、イエスがバプテスマのヨハネのことを言われたのだと気づいた。(マタイ17:10~17:13)』と記されています。この教えをマルコは知っていたのです。
やがて、近い将来、マラキ書に書かれた通りに、エリヤがエルサレムに現われます。
それこそが、黙示録に書かれた「二人の証人」なのです。一人はエリヤで、もう一人はエノクです。
彼らは、主イエスが再臨される直前に、エルサレムにおいて十字架にかけられます。しかし、三日目に十字架上においてよみがえり、天に引き上げられるのです。多くの人々が、それを目撃することになるはずです。》