◇◆◇日々のみ言葉
2023年2月28日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書1章10節~11節】
1:10 そして、水の中から上がられると、すぐそのとき、天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった。
1:11 そして天から声がした。「あなたは、私の愛する子、私はあなたを喜ぶ。」
◎ショートメッセージ
《引き続き同じ箇所からとなります。再三にわたりますが、現代訳を掲載します。
『1:10 そして、水の中から上がってこられると、見る見るうちに天が開かれ、御霊が鳩のようにご自分の上に降ってこられるのを、ご覧になった。
1:11 すると天から声があった。「あなたは、私の愛する子である。私の心にかなった者である。」』
昨日は、「天から声」がしたことについて、2回目のことについて考えて見ました。今日は、3回目の場面について考えたいと思います。この場面は、ヨハネの福音書にしか書き記されていません。しかも、エルサレムが陥落し崩壊してから、30年以上も経った後に書かれたのです。
ヨハネによりますと、
『父よ。御名の栄光を現わして下さい。」そのとき、天から声が聞こえた。
「私は栄光をすでに現わしたし、またもう一度栄光を現わそう。」
そばに立っていてそれを聞いた群衆は、雷が鳴ったのだと言った。ほかの人々は、
「御使いがあの方に話したのだ。」と言った。
イエスは答えて言われた。
「この声が聞こえたのは、私の為にではなくて、あなたがたの為にです。(ヨハネ12:28~12:30)
ここで、主イエスは、天から声がしたのは、明確に「この声が聞こえたのは、私の為にではなくて、あなたがたの為にです。」と言われたのです。
主イエスは、天のお父様と聖霊様と心は一致しておられます。よって、わざわざ聞こえさせる必要はないのです。
この場面には十二使徒たちがいました。そうすると、ペテロは2回、ヤコブも2回、そして何とヨハネにおいては、3回すべてにおいて、天のお父様の声を聞いたことになるのです。
主イエスこそが、メシアであり「救い主」であることを、父なる神様が、側近の弟子たちに、あえて教えておられるのです。明日は先に行きましょう。》