◇◆◇日々のみ言葉
2024年3月26日(火)
◎聖書箇所【マルコの福音書15章40節~41節】
15:40 また、遠くのほうから見ていた女たちもいた。その中にマグダラのマリヤと、小ヤコブとヨセの母マリヤと、またサロメもいた。
15:41 イエスがガリラヤにおられたとき、いつもつき従って仕えていた女たちである。このほかにも、イエスと一緒にエルサレムに上って来た女たちがたくさんいた。
◎ショートメッセージ
《現代訳を掲載します。
『15:40 また、女たちが遠くのほうから眺めていた。その中には、マグダラのマリヤや、若いヤコブとヨセの母マリヤや、まサロメもいた。
15:41 彼女たちは、イエスがガリラヤにおられた時、弟子として付いて来た人たちであった。このほかにも、イエスと一緒にエルサレムに上って来た女たちもたくさんいた。』
ゴルゴタの丘に、主イエスの十字架が掲げられました。その時にはまだ、ヨハネもシモン・ペテロも、主の側には近づけなかったようです。
また、ここに書かれた女たちも、少し離れて様子を見守っていました。小ヤコブとヨセの母マリヤと、クロパの妻マリアとは同一人物である可能性があります。
また、サロメとは、ゼベタイの妻サロメのことで、使徒ヤコブとヨハネの母親であり、主の母マリアの実の妹にあたります。この箇所には書かれてはいませんが、主の母マリアもそこにいたことは間違いありません。そして、シモン・ペテロは、この女たちの影に隠れていたと伝えられています。
この時、ヨハネはどこにいたのかは分かりませんが、しばらくしてから後、主の母マリアとマグダラのマリアと実の母サロメを連れて、主の十字架の御元に来たことは、間違いないことです。
実際に、どれほどの女性たちが、ガリラヤから主イエス様に付き従った来たのかは、分かりかねますが、彼女たちは、十二使徒たちやその他の弟子たちと主イエスの面倒を見て来たのです。彼女らの失意と失望はいかばかりなのでしょうか。
彼女たちは、アリマタヤのヨセフとニコデモによる埋葬まで、付き従っていたことは間違いありません。
マグダラのマリアとヤコブとヨセの母マリヤの数人の女性たちは、主の埋葬された園の中にある新しい墓まで、ついて行きます。
またサロメは、姉のマリアを、エルサレムの自分の家に連れ帰ったに違いないと思われます。》