◇◆◇日々のみ言葉
2024年6月9日(日)
◎聖書箇所【第Ⅰコリント人への手紙3章16節~17節】
3:16 あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。
3:17 もし、だれかが神の神殿をこわすなら、神がその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたがその神殿です。
◎ショートメッセージ
《一昨日および昨日と同じ箇所からの続きとなります。現代訳を掲載します。
『3:16 あなたがたは神の住まいであって、あなたがたの中には神の御霊が宿っておられることを知らないのか。
3:17 だから、神の住まいを壊す人がいたら、神の罰を受けないではおかない。神の住まいは神聖なものであり、実に教会は神の住まいである。』
かつてエルサレムには、神殿がありました。ソロモンの第Ⅰ神殿、そしてゼルバベルの第Ⅱ神殿、主イエス様の時代におけるヘロデの神殿(第Ⅲ神殿とも呼ばれる)、しかし、紀元70年に完全に破壊されてから、神殿は再建されていないのです。
しかし、神様は、約束の御霊をこの地上に送って下さいました。このお方は、創造主なる神様の第三位格であられる神様であり、主イエス・キリストの霊なるお方であるとも言われています。
そして、そのお方が、新たに選ばれた神殿こそが、私たちの体であると言うことです。
ヨハネの黙示録において、幻として現われた主イエスは、このように言われました。
『「見よ。私は、戸の外に立ってたたく。だれでも、私の声を聞いて戸をあけるなら、私は、彼のところにはいって、彼と共に食事をし、彼も私と共に食事をする。」(黙示録3:20)』と。
食事とは、楽しい「交わり」のことを指しています。主イエスは、「彼のところにはいって」と言われました。そして、「彼と共に食事をし、彼も私と共に食事を」されるのです。教会のことを「コイノニア」とも言います。それは、「交わり」のことです。
現代訳では、『神の住まいは神聖なものであり、実に教会は神の住まいである』とも訳しています。
ゆえに、教会に集まることは、とても重要なことなのです。もちろん、インターネットにおいて、リアルタイムで礼拝の画像を見ることは出来ます。しかし、厳密に言いますと、それは、教会の礼拝に参加したと言うことではありません。あくまでもオブザーバーなのです。その場所に行って、愛する人々と共に、集まって礼拝することが、真の礼拝です。》